衣替え

唐突にデザインが変わり、戸惑われた方もいたかもしれませんが、長年お世話になっておりましたブログサービス「はてなダイアリー」が終了し、この度、「はてなブログ」へ移行することになったようです。

 

?????

 

何が違うんでしょうかね~(笑)。

 

 

競争と移り変わり激しいSNSの世界。実は、「はてなダイアリー」を利用し続けて、早15年となります。

その間世の中では、ミクシィGREEツィッター、FB、インスタなど、いろいろな流行り廃りがあったのですが、個人的には、ある程度のボリュームで、じっくりと考えながら書く、この「ブログ」という形態が個人的には好きでして(笑)。途中、やや中断することもありましたが、飽きっぽい僕にしては、よく続いたものだと、我ながら感心しております。

 

基本的にには、古くなったシステムの変更ということなんですが、やはり慣れずに、やりづらい点が多々あります。少しづつ慣れていくと思いますので、何卒、ご容赦下さいませ。

 

 

 

 

新年あけましておめでとうございます


2年連続での寝正月となってしまいました(苦笑)。
昨年のことがあったので、今年は結構注意していたのですが、やっぱり気が抜けるんですかね?今年も元旦早々から風邪を引き、最終的には、家族で布団を並べる始末です。「やっぱり健康が第一だなぁ〜」と、去年と全く同じセリフをつぶやきしつつの、仕事を再開となりました。



年初めの写真は「ダルマ正宗 長期熟成古酒 平成31年亥年限定ブレンド
昭和46年、昭和58年、平成7年、平成19年の各亥年に造られた古酒4種類(平成11.14年で味調整)をブレンドし、米の旨味をたっぷり含んだ、まろやかな古酒となっています。


「達磨正宗」は、昭和40年代から古酒復活に情熱を傾けてきた古酒の酒蔵。熟成古酒は、日蓮上人の手紙に「人の血を絞れるが如き古酒……」とあるように、古くから貴重な酒として親しまれていたのですが、明治時代の酒税法の改正(販売ではなく、製造時に税金の支払いを行わなければならなくなったため、どうしても早めに出荷してしまうようになった)によりその姿を消していました。

どのタイプの酒が美味しい古酒になるのかのデータすらないところから、多様な酒質の仕込みをし試行錯誤を繰り返し、20年もの歳月をかけ技術ノウハウを確立。安定した品質と品格のあるその香味は、08年のIWCでゴールドメダルを受賞するなど、高く評価されています(一部、名門酒会HPより抜粋)。

平成に入ってからは、「神亀」の影響などもあり、日本酒の熟成酒・古酒の文化は、少しずつ広がりを見せてきましたが、昭和のお酒は、本当に珍しい。価格もお手頃ですので、皆様、是非是非、日本酒の古くて新しい魅力を、体験してみて下さい。

今年もよろしくお願いいたします(笑)。

今年の一本


恒例となりました(笑?)「今年の1本」ですが、今回は「奈良萬 純米酒」でいきたいなと思っております。
「今さら…」というくらい昔から飲んでいる銘柄なんですが、実は「奈良萬」を購入してた酒屋さんにたまたま足が遠のいていたこともあり、先日、1〜2年ぶりに飲んでみまして…。

衝撃的に、旨いです。
お米の旨味が、優しく体中に行きわたるようで、とにかく料理が欲しくなる。
これぞ、究極の食中酒。イメージ的には、「喜久酔」などに近いのですが、もう少し落ち着いた柔らかさがあります。


おまけに安い(笑)。


実は、このお酒。妹の結婚式の引き出物にも使われてまして、本当にご縁のある1本です。
カウンターに置いた「睡龍」「秋鹿」「竹鶴」などのパワフルな銘柄もいいですが、定番の一本としては、欠かせないものになりそうです。

ご無沙汰しています

今日は、忘年会も早く終わりまして、ひさしぶりに早く仕事を終えることができました。
お陰様で11月〜12月は、本当にバタバタとした毎日が続きまして、ほぼ2カ月ほどブログの更新もストップ。通常の年末の忙しさに加えまして、「鶴齢の会」や「クエ鍋の会」などいくつかのイベントあり、外装やカウンターなどの数週間かけての改装工事ありと、とにかく仕事が集中してしまいました。


まあ、ヒマな日のストレスに比べたら、嬉しい悲鳴なんですが(笑)。


お燗の季節も始まり、いろいろ書きたいことも多いですね〜
何とか年内、まめに更新していきたいと思いいますので、見捨てず、見に来て下さい。


改装の結果、カウンター、少しかっこよくなりましたよ(笑)。

わびすけ


お土産に「一筆箋」を頂きました。
「わびすけの絵柄のものがあったので…」ということでしたが、シンプルで、とても可愛いらしい(笑)。
サラリーマン時代のように、ワープロで要件を書く機会がすっかり減ってしまいましたので、封書やお礼などに気軽に書き添えられる「一筆箋」は、本当に便利です。いつかは、筆で一言添えられると、なおいいのですが。

わびすけ【侘助
ツバキ科の常緑高木。葉は普通のツバキより細く、晩秋から寒中にかけて、一重の白・赤、また赤地に白斑の小さい花をつける。茶花として愛好され(茶人・笠原侘助が好んだからという)。唐椿。大辞林より

ひっそりと佇む「わびすけ」の花。
店の雰囲気とは、あんまり合っていませんかね?(笑)

佗助カンタービレ


毎年恒例、秋の佗助クラシック・ライブは、ヴァイオリン・岡田沙弓さん、チェロ・島根朋史君のデュオ。お世話になっていましたヴィオラの中村君は、残念ながら今回スケジュールが合わず欠席です。


気が付けば7年目です(笑)。
当時大学生だった彼らと、こんなに長い期間お付き合いを続けさせてもらっているなんて、本当にうれしいですね〜。春に開催しています、津軽三味線の大内さんも含め、いろいろな縁を感じる、今日この頃であります。


1月26日(土)には、東京藝大の旧東京音楽学校邦楽堂リニューアルのこけら落とし公演も開催されるようです(入場料2000円)。皆様、是非調べてみて下さいね。

日本酒ゴー・アラウンド 〜大阪編2


新大阪から、御堂筋線で、まずは大国町駅へ。半年ぶりの「山中酒の店」訪問し、社長に近況報告後、せっかくですので、いろいろな日本酒を見させて頂きます。
今日のイベントは、イベント自体を楽しむというよりも、ここ最近ご無沙汰している大阪時代の皆さんに会いに行くのが主目的ですので、全く新しいお店はほとんど予定に入っていません(苦笑)。


あなぐま亭(浪速区)…ひさしぶりの再会嬉し。並んでいたら、以前のお客様にも再会。
だいどころ やまなか(浪速区)…山中酒の店、7店舗目?初来店です。広島の神雷さんとコラボ。
蔵朱(中央区)…お燗の凄みを教えていただいたお店。竹鶴さんとのコラボ。
味酒かむなび(中央区)…最初のお店「まゆのあな」の店長様。衝撃の出会いでした。奥様には、接客の基礎から基礎を。さすがの一番人気でした。
高麗橋桜花(中央区)…最初のお店でご一緒させて頂いた先輩。数々の生産者さんとの出会いを実現していただきました。
北龍(北区)…天満の「天ぷらやまなか」時代の同僚。実家を継いで、頑張っています。
日本酒とお食事はちどり(都島区)…入れ替わりで入った、山中酒の店の後輩さん。同じくお世話になっています遊穂さんとのコラボ。


途中、一部、地下鉄も使いましたが、のんびりと大阪を北上したことになりますね(笑)。最終的には、5合以上を飲んだ計算になりますが、時間は長いですし、移動時間は、ひたすらお水を飲んでいましたから、酔っぱらいはしませんでした。

皆さんの元気な姿を見て、こちらも少しやる気満々です。

日本酒ゴー・アラウンド〜大阪編


台風24号。前日夜に、東京上陸。
夜9時以降、JR・私鉄各線が停まるという、前代未聞の一日です。
当然翌日も、新幹線をはじめ、すべてのダイヤは乱れまくり、「現在、小田原〜名古屋間の線路の安全確認を行っております」などという、ツッコみどころ満載のアナウンスが流れております…。一体、いつ出発することやら(笑)。


結局、大阪に着いたのは11時過ぎ。朝6時前には、東京駅に着いていましたから、5時間以上かかってしまいましたが、ちょうど昼頃に微妙な時間が余ってしまいそうな気がしていましたので、まあ、ある意味ちょうどいいかといい感じです。

続く(笑)。

日本酒の日


10月1日は、日本酒の日…でして。



例年、当店でも「日本酒ゴーアラウンド」という日本酒イベントに参加したりしていたのですが、今年は、恥ずかしながらイベントを開催する側ではなく、いち日本酒ファンとして大阪にお邪魔しようかと思っています。



もちろん、新しいお店にお邪魔したい気持ちもあるのですが、それより何より、なかなか会えない、知り合いのお店にご挨拶するだけで、ほとんど終わってしまいそうな感じです。

あなぐま亭(浪速区) 10:30〜17:30
だいどころ やまなか(浪速区) 10:30〜20:30
蔵朱(中央区) 12:00〜20:30
味酒かむなび(中央区) 15:00〜22:00
日本酒と和の食膳ソラマメ(北区) 15:00〜22:00
高麗橋桜花(中央区) 16:00〜22:00
北龍(北区) 15:30〜22:00
日本酒とお食事はちどり(都島区) 15:00〜20:00

みんな会えると楽しそうですが…。
もちろん余裕があれば、ほかのお店にも行ってみたいですね(笑)。

お知らせ


週末は、基本的には数時間は「レア日本酒」GETの小旅行。
別になかなか手に入らない日本酒だから美味しい訳ではありませんが、それでも、なかなか飲めない銘柄が何種類かあったら、やっぱり楽しいですよね。

飛露喜 純米吟醸
聖 純米吟醸
鍋島 純米吟醸
写楽 純米酒

もちろん、順次投入予定。お待ちしています(笑)。

夏の終わり


木曜日、エアコン(店の手前の方)壊れました(苦笑)。修理は最短で月曜日です。何とか、だましだまし営業したします。
金曜日、当日ご予約のお客様には「暑いかもしれません。あまり、ご来店お勧めしません。アジアの屋台感覚でいいなら…(苦笑)」とお伝えします。当日、結構、暑いです。
土曜日、熱帯夜です(爆)。100円ショップで、うちわ20本買いまして、希望者に配ります。お客様、すみません。でも、厨房はもっと暑いです。しくしく。


そんなこんなで、月曜日に修理完了。ところが、翌日からいきなり涼しくなりました(笑)。水曜日にはエアコンを消すくらい涼しい感じ。いきなり秋ですね〜
そんなこんなで、そろそろ「ひやおろし」も新登場です。

古いもの、新しいもの

ちっとも腕はあがりませんが、習い始めた書道も気が付けば数年が経過。草書についても、少しずつ、お手本以外のバージョンを確認していく必要がでてきまして、いよいよ、こんな本を購入してしてしまいました(笑)。



ペラペラとページを眺めていると、前々から気になっていたこと(というか勘違いしていたこと)が判明。山口県・岩国の酒井酒造。『裏・五橋』とも呼ばれる特別限定品の「五橋 fiveシリーズ」のラベルについてです。

ポップなデザインにつられて、思わずジャケ買いしてしまったこのシリーズですが、果実系の濃厚な旨味と、木桶と生酛という味わいの奥行がすっかり気に入りまして、その後も定期的に購入しております。


が、このラベルのデザインは気になっていまして。

アルファベットの「Z」?
ファイブの「F」???


「新書道字典」を見て納得。これ、漢字の「五」でした(笑)。

確かに(笑)。漢字一文字を、こんなに可愛くデザインしているんですね〜。


古さと新しさが同居したこのデザインは、生酛と木桶という昔からの技術を、今の時代に合わせて作るというコンセプトを、本当に上手に表現しているなぁ〜と、ちょっと感動してしまいました。

本日のメニュー

気が付くと、ずいぶんひさしぶりの日本酒メニュー。
あと数週間で、早くも「ひやおろし」の季節ですね(苦笑)。

青森 田酒 純米酒(500)
秋田 新政 ecru 生酛純米(550)
秋田 花邑 純米酒(450)
宮城 日高見 超辛口 純米酒(500)
宮城 伯楽星 純米吟醸(550)
山形 上喜元 純米吟醸 超辛口(550)
福島 寫楽 純米酒(550)
新潟 緑川 純米酒(450)
富山 満寿泉 吟醸(450)
石川 ゆうほのあか 山おろし純米吟醸 無ろ過生原酒(500)
愛知 義侠 純米 無ろ過生原酒(550)
和歌山 紀土(KID)特別純米 夏の疾風(450)
三重 作 純米 玄乃智(500)
島根 王禄 丈径 純米無ろ過生原酒(650)
島根 開春 純米超辛 うすにごり(500)
広島 寳剱 純米超辛口(500)
山口 獺祭 純米大吟醸(500)
福岡 三井の寿 Cicalaチカーラ 夏純米にごり(550)
(常温・お燗向け)
秋田 天の戸 美稲 純米(500)
宮城 浦霞 辛口純米(450)
福島 大七 生酛純米(500)
新潟 鶴齢 雪男 純米酒(500)
新潟 八海山 普通酒(450)
石川 遊穂 山おろし(生酛)純米(500)
埼玉 神亀 手造り純米酒(550)
静岡 喜久酔 特別純米(500)
愛知 義侠 縁(えにし)特別純米(550)
滋賀 七本槍 純米80%精米(500)
奈良 睡龍 生酛のどぶ 純米(550)
奈良 金鼓 山廃本醸造 15BY(550)
兵庫 香住鶴 生酛純米(450)
広島 竹鶴 生酛純米 22BY(650)
鳥取 弁天娘 生酛純米 27BY(600)
鳥取 千代むすび こなき純米(500)
福岡 旭菊 生酛純米 27BY(550)

飲食店のガスコンロは、基本、着火マンで点火のこと


【問題】これ、何でしょう?
 1.スターウオーズ、ハン・ソロの銃
 2.2001年宇宙の旅の中で出てきた銃
 3.技術家庭科の授業で使う、はんだゴテ

【正解】
平野技研工業 スパークL DSP01
ガス式のコンロに使う、火花だけが飛び散るガンタイプの着火棒。引き金を引くことによって内蔵された圧電ユニットに圧力を加え一時的に高電圧を発生、先端の電極に火花放電させガス点火させる。



10年以上、一体いくつの着火マンを無駄に消費してきたことか(笑)。Y君のお店にお邪魔したとき、不思議なものでガスコンロに点火していて、びっくりしたのですが…。

教えてくれてありがとう(笑)。超便利です。


食べるの簡単

とある家庭で、帰宅した旦那さんが放った「今日は、簡単に冷やし中華でいいよ」という言葉…。その言葉通り、奥さんが作った、簡単な冷やし中華がこちら(笑)。

ネット上で話題になっていた記事ですが、ふだん料理を作っている身からすると、なるほど〜と思わず笑ってしまう写真です。
確かに、食べる方は簡単ですが、冷やし中華一つとっても、たくさんの具材をそろえ、すべての具材を焼いたり切ったり、麵は茹でてから冷水に…、結構な手間がかかるものです(笑)。
すぐに混ぜられてグチャグチャになってしまうのに、ついつい、美味しそうな彩りを考えてみたりと、作る側の努力には、伝わらないものも多いのかもしれませんね(笑)。


和洋中、すべての料理がそうですが、特に和食は地味に手間がかかる作業が多いのも事実(笑)。
例えば「ゴマ豆腐」などは、材料はゴマ、葛粉、水(ちょっと塩)の液体を、40分近くかけて、ただただ汗だくになって練り上げたりします(火傷も多し、笑)。


冷たく冷やしたゴマ豆腐は、二口ほどでなくなります(笑)。


とはいえ、その見えない苦労こそ、料理人の静かな喜び。
逆に、作るまでの工程なんて考えないで、楽しく食べてもらうのが一番ですね。


おまけ
もちろん日本酒も、造るまでの大変な工程があります。
感謝はしつつも、楽しく飲むのがいいのでは(蔵の方への疑問形、笑)。