お店の魅力とは

お店には「売れないもの」も、必要なんです。
売れない商品を外していくと
どこへ行っても置いてある商品しか残らない。
それがね、結果として、店の魅力を削いでいくんです。
―安森健さんが『社長に学べ』の中で

ふと発見した一文ですが、全くもって、お店作りのひとつの真髄を言いえているように思います。
このことは、以前の仕事(カタログ制作)の際にも、再三、言われたことですが、同時に、この言葉には、単純な上っ面以上に、もう少し深い意味があるようです。


当たり前のことですが、「売れないもの」を、ただ置いたって、それがお店の魅力になるはずもなく…。


逆にいえば、その「売れない商品」こそが、お店のコンセプト、メッセージとなる訳です。


自分が本当に素晴らしいというもの、本当に楽しいと思うものを、売れる売れないにかかわらず、世間に伝えたいという強い気持ち。もちろん、それらを置くだけの、店としての経済的な余裕も必要ですし、そもそも、強い気持ちや一定の知識がなければ、その「商品」自体が見つからないかもしれません。


……?
何やら、ちょっと、回りくどい文章になってしまいました。
実は、年末年始の長期休暇の言い訳でした(笑)。
やっぱり少しずつは、そんな勉強する時間をとっていきたいものですよね〜。