ラベルのお話

猫ラベル

いつの間にやら、猫ラベルが増えました(笑)。 もともと、ワインのラベルでも、黒猫などは結構多いですよね。 何故でしょう?犬派、猫派のファンの数は、結構均衡しているのに、「犬ラベル」あまり見かけません。ちょっと不思議(笑)。

中村不折について

どちらも大きな日本酒メーカー、兵庫の「日本盛」と長野の「真澄」。実は、こちらのラベルの文字を書いたのは、どちらも同じ人物で、中村不折と言う人です。 中村不折は、明治から、大正・昭和期に活躍した日本の洋画家で、夏目漱石『吾輩は猫である』の挿絵…

菰樽について

今年は初詣を控えられた方も多いとは思いますが、大きな神社では、たくさんの酒樽が積まれた棚をよく見かけます。これらの樽は、真菰という植物で編んだ「菰(こも)」と呼ばれるむしろのようなものでおおわれているため、「菰樽(こもたる)」または「菰冠…

アマビエ ~その1

「アマビエ」発見(笑)。 いくらラベルが大事って言っても、今の時期に「アマビエ」描かれたら、買うしかないしな~。ちょっとズルいかも。それにしても、独特なタッチだな~。シュール。でも味がある。ちなみに、どこの蔵かしら?ほー、千代むすび酒造…。 …

夏の定番

コロナコロナの話題ばっかりで、普通の更新がすっかり止まっております(笑)。 で、本日の新入荷は、秋田・木村酒造の「角右衛門 純米吟醸 夏酒 荒責混和シロクマラベル 」です。長い(笑)。「荒責混和」とは、搾った最初のお酒「荒ばしり」と、搾った最後…

秋の気配

昨年末に改装いたしました、カウンター手前の常温のお酒の保管棚。入ってすぐの目立つ場所に「THEお燗」のラインナップを飾っているものですから、以降、少しずつ、濃い目のお燗の注文は増えてきている気がしています。 日々、空が秋めいている昨今。真ん中…

ほのぼのしたラベルのお話

昨今、「~正宗」など、昔ながらの文字だけの古臭いラベルから(まあ、これはこれで素晴らしいのですが、笑)、ワインやビールなどを超えたポップなアートラベルへと変わりつつあるこの時代の、まさかの1本。 三重県伊賀市の元ボクサーの蔵元が醸す酒「三重…

シュールなラベルのお話

オープン以来の数少ない定番、愛知県の「義侠」の生酒は、新聞紙にくるまれた状態で出荷されます。 もともと、日本酒の天敵である紫外線から守るためのカバーで一番身近なもの…という観点から選ばれましたが、紫外線カットのビニールなどが開発された今では…

古いもの、新しいもの

ちっとも腕はあがりませんが、習い始めた書道も気が付けば数年が経過。草書についても、少しずつ、お手本以外のバージョンを確認していく必要がでてきまして、いよいよ、こんな本を購入してしてしまいました(笑)。 ペラペラとページを眺めていると、前々か…

そういえば

先日のイベントで、何か見覚えのあるラベルを発見。え〜っと。ああ、おふくろが書いた字だ(笑)。 岩手の酒蔵、吾妻嶺さんのラベル(あづまみね)ですね。 お取引きのある酒屋さんに頼まれて、もう何年も前に書いたラベルでしたが、どうやらまだ使っていた…