和文様

 
日本料理に触れ、それに伴う、和食器や季節の行事などに触れていくうちに…。
というよりも、単純に年齢を重ねたからでしょうか?
昔に比べ、日本の文化や美術に、興味がでてくるようになりました。

最近は、休日もすっかりそんな感じで。
今週は、永田町にある「紀尾井アートギャラリー」で、伊勢型紙などを楽しんでみます。


伊勢型紙とは、着物に、文様や図柄を染める原版となる和紙のこと。
柿渋などで固めた強靭な和紙に、専用の彫刻刀などを彫りこんでいくもので、イメージとしては、シルクスクリーンの原画みたいなものでしょうか。ただし、その繊細で、精微を極めた細工は、出来上がった布地はもちろん、その型紙自体が、美術工芸品として世界的に高く評価され、浮世絵とともに、世界の美術界にも、大きな影響を与えたそうです。


最近は、そんな伊勢型紙を、壁紙やランプの帆などに使った工芸品も人気だとか。
そんな伊勢型紙だけを展示している、一風変わったアートギャラリーです。

恋する和文様

恋する和文様

おみやげに、和手拭いを何本か。
柄の意味が分かると、一層、選ぶのが楽しくなりますね〜