千住ネギ(千寿ネギ)


先日から、始めた新メニュー「千住ネギの網焼き」。
今の時期ならでは、極太の千住ネギを、じっくりと網焼きして、おかかと醤油で食べるんですが、これが衝撃的に旨い。
うちのお袋は、以前からの定番料理だそうですが、そもそも「千住ネギ」とは…。

「千住ネギ(千寿ネギ)」とは

千住には、日本で唯一、長葱だけを取り扱っている市場があります。千住周辺の、こだわりの葱農家が、自分の畑で収穫された、最も出来の良い葱だけ持ち寄り市場です。
この極上のネギは、普通の千住系葱(いわゆる関東の白ネギ)と区別するために「千寿葱」と呼ばれています。この千寿葱、実は約二百年も前から江戸の食通をうならせてきた極上の葱で、鍋にすれば飛び切り甘くて煮崩れをおこさず、蕎麦の薬味にすれば(身がつまっていて)他の葱の倍以上取れると言われ、重宝されました。


千寿葱は、葱の種類が特別というのではなく、栽培法に違いがあります。一般流通では、白い部分の長いことが品質の基準となっているため、量販店の店頭に並ぶものは味ではなく、白くて長く、そろっていることが重視されます。その結果、生産者たちは、成長するごとに土を盛り、緑の部分を減らし、白い部分を増やし、高く売れる一品を育てようとします。
一方、千寿葱はあくまで味を重視。白い部分の比率は少ないかもしれませんが、極太(一本250gになることも)で、巻きが多く、甘みのある(一般的な糖度8〜10度に対し、15〜18度)葱を追求し続けています。生産期間も長く、多いときにはい1年以上を費やすこともあります。

今回は、自分の調べ物も兼ねていたんで、ちょっと借り物の文章多いです。参考にさせていただいたHPの方、すいません(笑)。

ということで、とりあえず、煮てみないといけませんね〜