アル添フェスタ


最近は時間もなく、あまりお酒の会にも出ていないのですが、この会は、いろいろな意味で面白いので(笑)。

世の中的には、いよいよ時代は純米酒…なんですが、このイベントは、そんな世の中の風潮の、さらに半周先を行っています(結果、ある意味、もとに戻っていますが、笑)。
まずは、この会のコンセプトから。

日本酒の基本は純米酒、これは紛れのない事実です。
嗜好品ですから、アル添の酒が合わない方や、信念を持って純米酒のみを醸す蔵元さんもいらっしゃいます。
が、普段使いに最適な、普通酒本醸造酒も確かに存在します。
『地元の人はこんなに旨い酒を晩酌しているんだ!』
『安くて旨い良質なアル添酒はたくさんあります!』
ということをお伝えしたく、ご好評頂いた昨年に引き続き今年も催すことになりました。

もう少し、補足しないと難しいですね(笑)。
要は、「アル添というだけで『差別』しないで。ちゃんと飲んでみて、好みに合わないのなら仕方ないけど、飲まないうちに、アル添というだけで毛嫌いするのは、飲まないうちから日本酒嫌い…と言っている人と変わらないじゃない?」ということです。


まあ、実際、うちのラインナップも、1〜2種類以外は純米酒なんですが、「信念」という言葉に固執しすぎて、「偏見」になっては、全く本末転倒です。


そういう戒めのためにも、年に一回、こうしてアル添を飲むのも、個人的にはいいことかなぁ…などと、勝手に思っている次第な訳です。

例えば、本醸造でも、このあたりは抜群にうまいです。
ときどきは、佗助にも、アル添あるかも(笑)。