秋の気配


夏酒の話、全くしませんでしたね(笑)。
すでに、すっかり秋酒真っ盛りです。


いわゆる「ひと夏越えて、ほんのり熟成した」と言われる「冷おろし」。
以前は、何となく10月1日の「日本酒の日」あたりが解禁…というような暗黙の了解がありましたが、ボジョレーのような明確な決まりがないため、年々早くなっていく一方で、今年は、一番早いもので8月の中旬には店頭で見かけたものもあります。


昔は、(新酒の生酒のような)初々しさもなく、かといって(火入れ熟成のような)落ち着きもない、その微妙な立ち位置がちょっと苦手なところもありましたが、少しずつ飲みなれていくにしたがって、今この時期にしか飲めない、のど越しにインパクトの味わいを、楽しんでいけるようになってきた気がします。


お酒は、「よ右衛門 秋桜 純米吟醸」「19 純米吟醸 Sur Lie」「諏訪泉 純米吟醸 秋まんてん」。
各蔵、ラベルのクオリティーが上がってきているのも嬉しいですね(笑)。