日本酒と料理の相性について 〜応用編


で、そんな折の1月中旬、「秋田の新政が数十種類あるんで、飲み会しませんか〜」というお誘いを頂き、「新政に合った料理」いくつか、提供させていただくこととなりました。お〜、すごいラインナップですね(笑)



後半は、普通に「きりたんぽ鍋」などもあったのですが、まずは、分りやすい最初の付き出しとの相性から。
今回は、新政の特徴である「果実を思わせる甘みと酸味」を念頭に、ちょっと尖がったメニューを提供させていただきました。本来のお酒の会では、何回か、メニューの試行錯誤を重ねますが、今回は、あくまでプライベートということで、ぶっつけ本番です。
ラインナップは以下の通り。


○ウニと湯葉刺し
○シュークリーム、ドライフルーツを添えて
マスカルポーネと甘納豆の和え物
干し柿バター
プリンアラモード、フルーツ盛り合わせ


いやいや、何かここまでくると、「どうです?合わせてみました」みたいな感じが前面に押し出て、ちょっと苦笑いな感じですね(笑)。いつもは、なるべくそういった自己主張は、極力排除しているつもりですので、まあこれも、日本酒の会ならでは、いい経験になっているのかもしれません。


で、結果としては、シュークリームやプリンなど、料理の甘みに、お酒の甘みを加えることは、ちょっとくどくて失敗。逆に、フルーツ盛り合わせや、酸味のあるドライフルーツが思いの他、相性がいいということが分かりました(笑)。
お酒の甘みを強調させるより、フルーツの酸味で、その甘みをきれいに洗い流す…というようなイメージでしょうか??


楽しい一日になりました(笑)。しばらく冷酒はいりません(笑)。