7月の6・7・8日は、地元入谷の朝顔市。曜日に関係なく、日付での開催ですので、うまく週末にかかるかどうかは運次第なのですが、今年は土・日・月曜日の開催となりました。
ということは、逆にうちは定休日と重なりますね(笑)。
土曜日は、朝顔市に関係ない団体のご予約をいただいたこともあり、本当に営業的には何の変化もない週末(笑)。例年は、着物姿で朝顔の植木を持った、風流なお客様が何組かいらっしゃるんですが。
古くから薬草として使用された朝顔が、観賞用として栽培されるようになったのは、江戸時代中期からのようで、1800年代半ばには各地で品評会も行われていたそうです(下谷坂本村字入谷の植木師・成田屋山崎留次郎という、朝顔つくりの名人も記録に残っています)。
一方、入谷が朝顔で有名になったのは、ずっと後、明治以降になってからで、土や気候が朝顔に適していたのか、当時は十数軒の植木屋が朝顔の大輪、変わり種を競ってつくり、多くの見物客が遠方からも押し寄せてきたとのこと。
100年経った今でも、そうした風景が続いているのは、地元民としては、ちょっぴり誇りに思いますね。