今さらですが


うちのお店の店名ですが、実は「酒処佗助」です。
知ってるよ…と言われる方もいらっしゃるとは思いますが、改めて、よく見てみて下さい。
「わびすけ」の「わび」は、「侘」ではなく「佗」です。


そもそも「佗助」とは、冬にお茶花などとしてもよく使われる「侘助椿」のことなんですが、では「侘」と「佗」はどう違うのか?
基本一緒です(笑)。
普通、「侘び」といえば、この「侘」(何かややこしくなってきました、苦笑)を書くのですが、例えば書道の世界などで、全体の字のバランスや美しさを整えるために、いわゆる「略字」として「佗」を使う場合があります。こだわりですね〜



さて、そんなこだわりの「佗助」ですが、パソコン時代には、若干問題もありまして…。
ひとつ、ワープロで変換されない(「だ」で変換できますが)。
ひとつ、したがって、インターネットも検索できない(大半は「侘助」で検索しています)。


と言うことで、名付け主のこだわりをよそに、割と適当に「侘助」と「佗助」を使い分ける、今日この頃でした。
(しかし、分かりづらい文章でしたね、笑)。