精米歩合について

以前から何度かコメントしてきました、秋田の「新政」の頒布会シリーズの最終便。日本酒の可能性を提案してくれるこのセットの今回のテーマは、ずばり「精米歩合」です。


この2本。ひとつは精米歩合35%、ひとつは精米歩合90%のもの。


精米歩合」についての詳しい説明は長くなりますので割愛しますが、乱暴にいえば、お米は、まわりの余分な部分を削れば削るほど、すっきりした、綺麗なお酒ができ(本当に乱暴ですね〜、苦笑)、あまり削らなければ、少々雑味(や旨み)のある骨太なお酒ができるというもの。


うちで扱っているラインナップのほとんどは、精米歩合50〜60%のものなので、今回はどちらも、ある意味、日本酒の特徴の両極端に位置するものということになります。逆にいえば、個人の好みはともかく、この両極端の日本酒の味わいを楽しむことが、ある意味、本当の日本酒の魅力を理解することなのかなぁ〜と思っています。