訂正、純米酒の定義

前回書きました「純米酒」の定義ですが、結構いろいろと間違ったところがありました。本当にお恥ずかしい(笑)。

 

ブログを見て下さった方から指摘いただいたんですが、「精米歩合70%以下」の定義は、すでに平成16年の国税庁の「清酒の製品品質表示基準」の改定によりなくなっており、低精米の純米酒は、世の中に普通に出回っております。

 

それはそうですよね。うちでも普通に扱ってますし(苦笑)。

「七田」は75%精米だし、「日置桜」は80%、「五人娘」には90%もありましたね。

 

酒税法による正確な定義としては、以下の3つの条件です。
1)米と米麹だけを原料とする
2)米麹の使用割合は15%以上
3)農産物検査法で三等以上に格付けされた米を使用

 

スーパーの「米だけのお酒」の説明も、単純に「酒造適合米」ではないから…だけでなく、「液化仕込み」などの条件(詳しく書くと長くなるので今回は割愛しますが、2の麹の使用割合に関わる)もあり、少し荒っぽい書き方だったなあと反省しております。「純米酒」って何ですか?って、この仕事を始めて最初に覚えることなんですが。

 

 

いや~、本当に、時々勉強し直さないと、いつの間にあやふやになっていることも多いですね。そういう意味でも、こうしてブログを書いていくのは、やはり続けていきたいものです。いやいや、反省だらけの回でした。

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