神亀酒造訪問…の続き

さて、肝心の蔵見学ですが、細かい部分はキリがないので割愛します(笑)。
ちなみに、早朝5時集合の理由ですが、亀酒造さんでは、普通の蔵が8時頃(もちろん、それぞれですが)から始める蒸米の作業が、このくらいの時間には、もう始まっているため。「その後の作業を考えると、このくらいの時間からやらないと間に合わないんだよな〜」という小笠原社長の言葉でしたが、どれだけ時間をかけているんだろう…と、改めて、その真面目な造りに驚かされます。
   
写真は、その蒸米の様子。お米が蒸しあがる、独特の香りが蔵内に広がっています。
大サービスで、ひねりもち(蒸し具合を確認するために蒸米を丸めたもの)も頂きます。



   
左は蒸しあがった米に、麹をふりかけて休ましているもの。
右では、続々と新酒の仕込みも進んでいます。この中のタンクの一本から、搾りたてを持ち帰る訳ですね〜


それにしても、これほどピリリとした空気を持っている蔵は、本当になかなかありません。皆さん、移動もすべて無言&小走りで(笑)。でも、体育会系というよりは、言葉としては「凛とした…」という雰囲気が一番ふさわしいようです。他の蔵から修業に来られている方も多いそうで、まさにここから日本酒の未来が生まれている訳ですね〜


「真穂人」の搾りたてはもうすぐなくなりますが、火入れ・熟成しました通常の「真穂人」も入荷していますので、是非、味わってみて下さい。


改めまして、蔵の皆様に。
仕込みの忙しい時期に、本当にありがとうございました。