奇跡の「新酒」

<ラベルより>平成25年7月28日の豪雨による甚大な水害を経験した我々のもとに駆けつけてくれたのは、全国の同志たちでした。懸命な復旧作業により、年内に『蔵の改築』と『酒の仕込み』を再開できたことは、まさに奇跡であると、感謝の言葉しかありません。今日ここに同志の力により生まれた新酒をお届けできる喜びを胸に、酒造りの「原点」に立ち戻り、今後とも精進いたします。 澄川酒造場 澄川宜史

どんな新酒にもドラマはありますが、この1本には、やはりしみじみとしたものがあります。昨年7月の山口・島根の集中豪雨で、壊滅的な被害を被った澄川酒造さんの、数カ月遅れの新酒の一本です。スペックは、この際、どうでもいいですね。友人Mくんも蔵入りしていますし、現状、なかなか手伝いに行くことはできない以上、僕らができるのは、とにかくこの素晴らしい新酒を、みんなに味わってもらうだけです。


まずは、この一杯から。