日本酒メニューの作り方

ときどき、「とっておきの隠し酒はないですか?」などと聞かれることがあります(笑)。


しかし、残念ながら、面白いお酒は、我慢できずに、どんどん薦めてしまいますし(笑)、基本的に、メニュー表は、毎日書き換えていますので、たまたま載っていない銘柄も、数日後には入れ替わりでメニューに加わるものがほとんどです。冷蔵庫に見える日本酒は、言って頂ければ、すべて提供できます(特別高いお酒もありません)。


メニュー表は「辛口、甘口、旨口、火入れ、生酒、原酒、にごり、速醸、山廃、生もと、新酒、熟成、古酒、香り系、アル添などなど」、全体にラインナップが重ならないようにしているので、例えば、たまたま香りのあるお酒が冷蔵庫に多くても、メニュー表に載せるのはせいぜい4〜5種類程度にとどめています。


味とは関係ない話では、有名、無名(失礼、笑)の割合も、少しは気にしています。もちろん、有名だから扱うということは一切ありませんが、初めて日本酒を飲まれるお客様もいらっしゃるので、あまりにも聞いたことのない銘柄ばかりでは、選ぶ楽しみが半減してしまうのではとも思っていまして(「これ知ってる〜」っていうのも、嬉しいですよね、笑)。


そんなこんなで、週末はチャラい酒(失礼、笑、メジャーな酒)を求めて酒屋を回ります。どれも「有名で、かつ、とても美味しいものばかりですよ」(笑)