豊島屋訪問

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 ひさしぶりの蔵見学です。

なかなか自由な時間がとれず、ほぼ店に籠りきりの毎日ですが、やっぱり実際の蔵にお邪魔すると楽しいですね~。

場所は、志村けんの「東村山音頭」で全国区の東京・東村山(失礼、笑)。「屋守(おくのかみ)」「金婚」などを醸造販売する「豊島屋酒造」です。当店での取り扱いは「屋守」がメインですが、その歴史は古く、明治神宮神田明神、山王日枝神社の、東京主要三大神社すべてにお神酒として納める唯一の日本酒でもあります。

 

実は、毎年11月に開催されている蔵開き「豊島屋フェスタ」に、屋台ブーストして一緒に参加しないかと友人から誘われていまして、それなら何はともあれ、蔵に行ってお話を聞かねばと。現状、なかなか、他の日本酒イベントに参加する機会も減っているので、これもいいきっかけなのかもしれません。

 

さて、この「豊島屋フェスタ」。実は、蔵開きと呼ぶには、大きすぎるイベントで、なんと1500人を超える来場者があります(笑)。一方で、コアな日本酒ファンのみを対象としたイベントではなく、屋台あり、ライブあり、映画あり、蔵見学あり(笑)。地元のお酒好き、日本酒ビギナー、はては家族連れまで巻き込んだ、まるで文化祭のような雰囲気を作り出しているそうです。

 

僕らが日本酒イベントを始めた十数年前は、「日本酒を知ってもらえるきっかけに」というのが、お題目でしたが、お陰様で日本酒ファンの増えた昨今では、どうしてもコアな日本酒好きの方を対象にしたイベントがメインになってしまっています。初心に帰る意味でも、こういったイベントも楽しいですね。

 

イベントについて、蔵からのメッセージ。

 

蔵人の想い

豊島屋酒造は数少ない東京都内にある蔵元で、醸造するお酒は「江戸・東京の地酒」として多くの人たちに親しまれています
私たち蔵人は、お酒を醸すことにより、お酒の良さを生かして人と人のつながりを生み出し、誰もが楽しく幸せに生きる社会を つくる一助になりたいと思っています
お酒好きな人びとはもとより、これまでお酒に興味のなかった人びとにお酒のよさを知っていただき、お酒の美味しさと日本酒文化をお楽しみいただくとともに、お酒の飲めない人や子どもたちに日本の食文化の素晴らしさや醸造文化を知っていただきたいと願っています
そして、未来を築く子どもたちが、日本の食文化とそれを育む美しい自然環境を守り伝え、健康な、楽しい生活を送ることを夢見ています

 

 

ということで、参加させて頂くことに。

詳細は、おいおい発表していきます(笑)。