ご縁がありまして、毎年、秋田の「新政頒布会(2本×3か月=6本)」を試飲させていただいております。せっかくなんで、その6本に合わせて、何か適当な料理を何点か作って、みんなで楽しもうという恒例の企画なんですが…。
低精米、貴醸酒、レザレクション、白麹、紹興酒の酵母、木桶などなど、例年尖った企画が大人気のこの頒布会ですが、今年の尖がりかたには、さすがにびっくり。今年は、なんと6本すべてが「スパークリング」です(笑)。
No.6 X-type Spark 特濃ver.
No.6 A-type Spark
涅槃龜(ニルガメ)スパーク
コスモス(秋桜)スパーク
エクリュ(生成)クリアスパーク
亜麻猫(あまねこ)スパーククリア
うーん。今まで、いろいろな日本酒の会をやってきましたが、すべてスパーリングの会というのは、さすがに今回が初めてです(笑)。
懺悔させていただくなら、正直、日本酒のスパークリングについては、ワインほど種類も多くないこともあり、「まずは食前酒として泡を一杯…」程度の認識でおり、今まで、本気で料理に合わせようと思ったことが、あまりありませんでした。これについては、素直に反省。
そもそも、スパークリング日本酒に合わせる料理って、結構、難しいですよね。もちろん、スパークリングワイン(シャンパンやカヴァ)のように、フルーツや、ハーブ、チーズなど、軽い感じで合わせることはできても、揚げ物の油を合わせると、それならビールの方が合う気もしますし(苦笑)。あと、生ガキとは本当に合うの(笑)?
今回は、結論なしのブログにて、失礼いたします(苦笑)。スパークリングについて考える、いい1日ではありました(笑)。
追記、「スパーククリア」について。普通、日本酒のスパークリングは、おりがらみの瓶内2次発酵のため、大抵は濁っております。ところが、この「新政スパーククリア」は、醗酵後に瓶を逆さまにして凍らして、その濁り部分のみを除去しているそうです。当然、減らした分は補充します。おお~。そんな手間かけますか(笑)?いろんな意味で、本当にすごい蔵です(笑)。