白筍のお話、その1


千葉・大多喜町から、今シーズン初の「白筍」が入荷。
千葉県は、首都圏一の筍の生産量を誇りますが、その中でも、大多喜町は、肉質が緻密で柔らかい、最高級の筍を生産することで知られています。粘土状の土壌で生産された筍を、土の下の、ほとんど日光に当たっていない状態で収穫しているため、全体が白く、苦味やアクが全くありません。



したがって、糠や唐辛子などをつかって、アク抜きをしながら下ゆでする必要もなく…
何と、生のまま皮を剥いて、お湯で10分弱湯でこぼすのみ。
最短の時間でゆでているので、筍本来の香り、味わい、歯ごたえを残したまま、楽しむことができるのです。


筍の季節は、あと一月くらいは続きますので、とりあえず、しばらくは「お刺身」(まあ、厳密な意味では生ではありませんが)」で楽しみましょう。
「おいしい筍」に関するウンチクについては、また明日(笑)。