夏の筍のお話


連日暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしですか?
今日は、そんな夏の夜にぴったり、筍のお話です(笑)。


夏に筍???


筍は、ご存知の通り、春の代表的な食材として知られていますが、ここでいう筍とは「孟宗竹」という言われる品種のこと(いわゆる筍と言って思い浮かべるもの、笑)。他にも、「四方竹」や「根曲竹(姫竹)」「淡竹(はちく)」などは比較的有名ですね。


一方で、夏場に旬を迎える筍もあります。
「緑竹(りょくちく)」は、夏筍とも呼ばれる、皮の表面がツルッとしていて、少し緑がかった品種で、近年、鹿児島県を中心に栽培され、少しずつ市場に出回るようになりました。エグみがほとんどないため、アク抜きの必要もなく、その味わいと手軽さから、原産国の台湾では「筍の王様」とも呼ばれているようです。


日本では徐々に生産量が増加しているようです。いつの日か、すっかりメジャーになって、「暑くなったし、そろそろ筍の季節ですね〜」なんて会話が聞こえてくるかもしれませんね(笑)。