初夏の仕込み ~その3

本日の仕込みは「茗荷」です(笑)。

 

夏野菜のイメージがある茗荷ですが、旬は夏と秋の2回。皆さんがイメージしている茗荷は、実は「秋茗荷」で、夏には「夏茗荷」と呼ばれる緑がかった茗荷も収穫されています。現在では、ビニールハウスでの栽培により、1年を通して栽培しているので、真っ赤な茗荷がやはり人気。で、ときどき、色や形が不ぞろいなものが安く手に入ることもありますので、そんなときは、甘酢や醤油に付け込んで保存します。

 

ちなみに、食べているのは、実は茗荷の花の額の部分で、変わったことに、花が土の根っこから直接生えてきます。生姜やらっきょと同じく、収穫前の姿も、せっかくなので載せておきます(笑)。 

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それにしても、再開の目途の立たないまま、漬物だけがたまっていきます。暑いのでぬか床も絶好調ですし、漬物屋でもできそうな雰囲気です(苦笑)。