営業再開のお知らせ

緊急事態宣言の解除に伴いまして、3月25日(木)より営業を再開いたします。

 

以後、お休みは日・祝・月曜日となりますが、営業時間につきましては、当面午後4時をスタートとさせて頂きます。当面は席数を減らしつつ、少人数のグループにての営業となります。

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【営業再開のお知らせ】

営業時間/16:00~21:00(L.O.20:00)

★席数を減らしての営業となります。密にならないお席の配置のため、また感染対策としてのお客様の連絡先の確認のためにも、ご予約での来店にて願いいたします。

★当面の間、4名以内でのご来店、お願いいたします。

★大きな声での会話、他のお客様との会話はご遠慮ください。

ご予約(TEL:03-3873-5262)

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ワクチンのこと

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 居酒屋さんのブログに、こんな題名も何かと思いますが、現実的にここ一年は、かなりの割合で「新型コロナウィルス」の話題がのぼっております。まあ、実際に休業にまでいたっている訳ですから仕方がないことではありますが、当然、そのほとんどは暗い話題ばかりなわけです(苦笑)。

 

ということで、たまには「新型コロナ」の明るい話題を。

 

それは、新しい「m(メッセンジャーRNAワクチン」の効果が予想以上に高いことが分かってきたということです。米ファイザー社はワクチン接種で先行するイスラエルでの調査から「感染症の発症や重症化、または死亡に対し97%の予防効果がある」としており、現実に感染者が激減しております。ワクチンが急速に普及したイギリスでも同様。

 

そもそもワクチンとは、重症化を防ぐものであって、感染するしないについては、それはまた別の話になります。僕もインフルエンザのワクチンを毎年打っていますが、なんと3年連続で感染。「ワクチンを打っていたから軽くてすんでよかったね~」などと言われますが、これでは、厄払いしたのに事故にあって「お祓いしてなければもっと重症だった」と言われるようなもので、いまいち効果を感じにくいものです。

 

ところが今回のワクチン。いままでの最大の問題点「無症状の“感染”」についても、なんと「94%の予防効果がある」と発表されたのです。

 

なんか、作った人たちも驚くほどの効果だそうです(笑)。

94%かかりづらくなって、さらに97%重症化しない(ちょっと単純に言ってますが)。これって結構すごいことですよね。

 

ワクチンが行き届かない日本では、まだまだ短期的には悲観なことだらけです。とはいえ、甘いと言われようが、初めてトンネルの出口に光が見えたことも、また事実であると思います。

 

まずは、親父たちのワクチン接種の6月くらいまで。気を抜かず、希望を持ちつつ、なんとか頑張っていきたいですね~

 

 

 

 

ドメーヌについて

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先日、「テロワール」について書いてみましたが、似たような用語で「ドメーヌ」という言葉があります。

 

「ドメーヌ」とは、ワイン用語では、栽培・醸造・瓶詰を一貫して行う生産者のこと。ほどんどの日本酒は、(桶買いをしない規模の蔵であれば)、製造・瓶詰めは自社で行うことが当然なので、「使用するお米の栽培を自社で行っている…」というのが、基本的な定義になるようです。

 

もともとワインの用語ですので、それを日本酒に当てはめたときの区別はあいまいです。「テロワール=その土地の特性」とするならば、そのお米は地元ならではお米の方がより分かりやすく、逆に、作っているのは、地元の農家さんや蔵契約している農家さんであっても構わないのかもしれません。そうなると、「日本酒ドメーヌ」とは、「春から秋にかけては、自分たちでお米を作る」という定義が分かりやすいのかもしれません(とはいえ、実際は、本当に信頼できる農家さんをパートナーに、一緒にお米作りから関わっていく蔵も、ドメーヌとしているようです)。

 

そんなドメーヌ化の代表格、栃木県の「仙禽」です(でも、お米造りは契約農家さんと、笑)。お酒の仕込み水と同じ水脈の水にてお米を栽培しており…、って、それだと「テロワール」か。やっぱり定義はあいまいですね(笑)。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、週末のみの営業となります。
3月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
3月19日(金)、20日(土・祝)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。

★席数を減らしての営業となります。できる限り密にならないお席の確保のため、また感染対策としてのお客様の連絡先の確認のためにも、できるかぎり、ご予約での来店をお願いいたします。
★当面の間、1グループ3名以内でのご来店にて、お願いいたします。
     

   酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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3月営業のお知らせ

緊急事態宣言の延長に伴い、引き続き、週末のみの営業とさせて頂きます。やっぱり無理でしたか(涙)。まあ、ここで2週間焦って、また2カ月のお休み…ではどうにもなりませんから、ここは仕方ないかもしれませんね。

 

20日(土・祝日)も営業いたします。

この時期に、臨時営業というのもなんですが、さすがに週1日では営業できず(苦笑)。現在、予約ゼロです。お客様が少ない日希望の方は是非(笑)。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、週末のみの営業となります。
3月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
3月19日(金)、20日(土・祝)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。

★席数を減らしての営業となります。できる限り密にならないお席の確保のため、また感染対策としてのお客様の連絡先の確認のためにも、できるかぎり、ご予約での来店をお願いいたします。
★当面の間、1グループ3名以内でのご来店にて、お願いいたします。
     

   酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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お花見禁止

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東京都では、先日、いよいよ飲食の有無(いわゆる宴席)にかかわらず、すべての都立公園でのお花見の自粛を決定しました。上野公園も、かなりの地区が立ち入り禁止となるようです。

 

僕らみたいな近所の人たちはともかく、遠くから桜を観にくれば、「せっかくだから帰りに一杯…」となるでしょうから、まあ気持ちも分かりますが、昨年の緊急事態宣言も3連休のお花見あたりからでしたし、いよいよ1年経つんだなぁ~と改めて考えてしまいますね(苦笑)。

 

ところで、日本の桜(ソメイヨシノ)は、江戸末期から明治初期にかけて、染井村(現在の豊島区駒込)の植木職人が全国に広めたといわれています。せめて気分だけでも桜を楽しめないかなあ…など考えていると、「東京新聞」の記事でこんな記事を見つけました。 

駒込の地元商店街で、20年前から「ソメイヨシノ」をイメージした日本酒を作っている。

おお~(笑)。

 

とはいえ、普通なら、わざわざ買いに行こうとまでは思わないのですが、その「染井櫻」の製造元にびっくり。「天の戸」の浅舞酒造と、「鷹勇」の大谷酒造と書いてあります。ずいぶん豪華な桶買い(失礼、笑)ですね。

 

ということで、散歩がてら駒込駅から、商店街まで。予約しました(笑)。

 

入荷は20日以降ということですので、本当に桜の開花の時期と同じころですね。本当の桜の下でのお花見は、あと1年我慢して。今年はこれで楽しみましょう。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
3月 5日(金)、6日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
3月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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3.11に寄せて ~その2

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元々『磐城壽』鈴木酒造店は、太平洋を臨む福島県最東端の双葉郡浪江町に蔵を構え、そこで醸されるお酒は、海の男酒として、東北地方では珍しい味のあるお酒だと、地元で親しまれていました。

蔵元兼杜氏鈴木大介氏は、東京農業大学を卒業後、奈良県の梅乃宿酒造に勤務。その時に西日本の濃醇で個性あふれる日本酒に触れ、いずれは福島の実家で、そのような個性のある日本酒を醸したいとの思いを強くしていたそうです。

その後、蔵に戻った大介氏は、地元浪江町の契約農家さんのお米で醸した『土耕ん醸(どこんじょう)』という日本酒をリリース。平成22酒造年度(22BY)の仕込みでは、そこから更に踏み込み「熟成」をテーマにしたお酒をと、岡山県産雄町と灘 剣菱の種麹の組み合わせでチャレンジをしていました。

 

平成23年3月11日は、ちょうどそのお酒の仕込み作業の日でした。

 

幸いにして家族は早期の避難により無事でしたが、津波により蔵は跡形もなく、さらには原発事故で帰還不能となってしまいました。絶望的な状況でしたが、分析のため内陸部の福島県工業試験場に偶然預けていた「蔵付き酵母が生き残っている」という知らせを受け、酒造りを続けることを決意。周囲の励ましにも後押しされ、平成23年10月には、新天地となる山形県長井市での酒造り再開にこぎつけました。   (山中酒の店HPより)

東日本大震災に寄せての2蔵目は、「磐城寿」の鈴木酒造店。一昨年の「磐城寿 純米酒アカガネ」は、個人的にもその年のNO.1に選んだくらいで、ここ数年は、お米の程よい旨味と、隠し味程度の酸がうまく調和した、実にいい酒が仕上がっています。

 

比較的暖かい福島から、雪深い山形への移動。気候も水も大きく異なる、新しい蔵での再開は、本当に頭が下がります。今回は、復興のシンボルでもある「磐城寿 純米吟醸 甦る」が入荷しましたので、この10年を思いながら、ゆっくりと杯を傾けてみて下さい。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月26日(金)、27日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
3月 5日(金)、6日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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3.11に寄せて

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早いもので、東日本大震災から、早10年が経とうとしています。東京に戻って、まだ数年の頃。まだ上の娘も産まれていない頃でしたが、実感としては、もう10年も経ったのか…というのが、一番強い気持ちです。

 

被災した人たち、被災した蔵を応援したい…と誰もが思っているはずですが、まさか、10年後にこんなことになっているとは。コロナ終息までは、自分自身、アップアップの状態ですが、とにかく忘れさえしなければ、いつかはまた応援できるはず。しばらくは、東北の蔵のことについて書いていこうと思います。

 

まずは、岩手県盛岡市の「AKABU(赤武)」。甘辛酸渋に香りも含め、非常にバランスの良い一本ですが、こちらも震災で大きな傷を負っています。蔵の説明については、下記の通り。 

元々は岩手県大槌町に蔵を構えていましたが、東日本大震災により壊滅的な被害を受けました。それでも、地元の方に愛されていた「浜娘」を絶やしてはいけないと秀峰社長が奮闘。県内の蔵元に設備を借りながら「浜娘」を絶やさずに醸し、さまざまな苦境を乗り越え、2013年には念願が叶い新蔵が盛岡に建造されます。

 

さらに、新蔵完成から1年後、東京農大醸造学を学んだ龍之介さんが戻り、2014年12月、志しを持つ仲間と共に、情熱と根性と愛情で醸した日本酒「AKABU」が生まれました。

 

在学中、全国利酒大会のチャンピオンになるなど、素晴らしい唎酒能力を持つ龍之介さんを中心に、平均年齢20代の蔵人の皆さんが「日本を代表する銘酒を造りたい」という目標を掲げて、全力で醸しています。生まれてまだ若いブランドながらに、数多くの賞を受賞しています。 

 

大変お恥ずかしいのですが、文章は、福岡県の「うらの酒店」さんのHPから、ほぼ抜き出しております。色々調べたのですが、これ以上ないくらいまとまっていたもので。

 

震災直後は、「自粛」が逆に問題になり、「南部美人」の蔵元さんが「日本酒を飲むことで蔵を応援してほしい」と言っていたことを思い出します。飲んで応援したい、でも、今はなかなかそれすらままならない。

 

不甲斐ない毎日がもう少し続きますが、あとひと踏ん張り。ワクチンが行きわたる年末(?)まで、何とか頑張っていきましょう。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。

2月26日(金)、27日(土)16:00~20:00(酒類19:00)

3月 5日(金)、6日(土)16:00~20:00(酒類19:00)

以下、宣言解除まで同様に。

★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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週末営業について

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山菜の季節になりました(笑)。今週26日(金)、27日(土)も営業させていただきます。金曜日は、残席わずか。土曜日は、まだ少し余裕があります。

 

ワクチン、予想より効いてますね~。先行するイスラエルでは発症94~95%減、重症化92%減。ちょっと驚きの数字が出ています。久々明るいニュースです(供給の見通しは、まだまだ不透明ですが、苦笑)。

 

さあ、もうひと頑張り。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。

2月26日(金)、27日(土)16:00~20:00(酒類19:00)

3月 5日(金)、6日(土)16:00~20:00(酒類19:00)

以下、宣言解除まで同様に。

★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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日本酒テロワール ~その2

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一方で、それぞれの米ごとの醸造技術が日々進化したこと、定番の「山田錦」が「獺祭」の好調もあり手に入りづらくなったこと、蔵人を年間雇用するために夏場の時期に米を作る蔵が増えたこと…などなど、いろいろな理由から、お米を遠方から仕入れるのではなく、地元のお米を使って日本酒を造ろうという機運は、日増しに強くなってきました。

 

ワインなどで言う、土地の特性が味を決める…という意味の「テロワール」とは厳密に言えば意味が異なりますが、その土地のお米、お水、その土地の個性を存分に使った日本酒という意味では、やっぱり分かり易いストーリーもありますし(笑)。

 

ちなみに写真は、愛知県・岡崎市の「二兎」。そんな「テロワール」を実践中の蔵で、地元岡崎で、復活栽培された「萬歳」という品種を使用した銘柄を販売し始めました。

 

「萬歳米」は、100年ほど前、明治天皇への献納の記録も残る古い品種ですが、その後栽培が途絶えていました。しかし、平成20年、地元の農家が、県農業総合試験場から種もみ10gを譲り受け、試験的な栽培を再開。その後、本格的な復刻に取り組み、平成 26 年には、なんと玄米 2,400kg を収穫しました。正式な酒造適合米ではありませんが、「雄町」などにも負けない立派な心白をもつ、大きなポテンシャルを持つお米です。

 

できたお酒は、冷酒でサッパリ、常温でゆっくりと、様々な温度帯で楽しめる、おもしろい一本に仕上がっています。

 

夏子の酒」を見ていた世代には、「復刻米」と聞いただけで、ちょっと気合が入ります(笑)。どんどん進化する、ワインと違う、「日本酒テロワール」。これからも楽しみにしていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

日本酒テロワール ~その1

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「日本酒テロワール」という言葉をご存知ですか?

 

テロワール(Terroir)」とは、もともと「土地(土壌)」を意味するフランス語から派生したもので、ワインなどの品種における、生育地の特徴を指したものです。

 

大雑把に言えば、「特定の地域で作られるワインは、その土地の個性を表す」というもので、その場所の気象条件(日照時間、気温、降水量)や土壌が、そのまま葡萄の個性を作り、葡萄がそのままワインの出来栄えにつながる…という考え方です。「~産のワイン」など、産地を聞いて、味のイメージが出来上がるのは、そのためです。

 

一方で、同じくお米から作る醸造酒である「日本酒」においては、ワインなどに比べて、原材料「米」の原産地については、そこまで重要視されてきませんでした。それは、その後の製造過程がワインに比べてはるかに複雑なこと、また、その大部分を占める「水」や、香りの成分となる「酵母」などの影響が強いためで、「ブリュゴーニュ地方のワイン」といったような、ひとくくりの捉えかたはされません(もちろん「山田錦」や「雄町」など、お米の品種による、それぞれの個性はありますが)。 

 

続く。 

 

今週の日本酒メニュー

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あら、びっくり。酒屋さんの店頭に、日本3大プレミアム酒のひとつ、福島県の「飛露喜」が並んでいます(残りは「十四代」「而今」。別に正式に決まっている訳ではないですが、笑)。実は、先週に引き続き、2週連続のことです(前回は純米生原酒)。

  

もちろん、なかなか手に入らないお酒を、さらりと提供できるのは、お店としてはうれしい限りですが、お酒を造っている蔵のこと考えますと、実は結構厳しい感じ。東京に戻って10年以上になりますが、普通、「飛露喜」は店頭には並びません(苦笑)。裏を返せば、飲食店が軒並みお休みしているこの状況で、日本酒の需要が減少している証なんです。

 

サワーなんかは、家飲みで伸びている銘柄もあるんですけどね。日本酒は、つまみの必要性やアルコール度数などから、どうしても居酒屋でゆっくり…という需要が多いようです。せっかく、ここ数年、日本酒業界の未来にも、明るい光が見えてきていたんですが、いましばらくの頑張りを。蔵の皆様も、何卒。

 

今週末の日本酒メニューは、こんな感じを予定しております。

  冷たいお酒

青森 田酒 特別純米酒 山廃仕込み(550)

宮城 日高見 超辛口 純米酒(500)

宮城 伯楽星 特別純米(500)

秋田 新政 ecru(エクリュ)生酛純米(600)

山形 上喜元  純米吟醸 超辛口(550)

 福島 飛露喜 純米吟醸(600)

 福島 楽器正宗 本醸造(450)

 新潟 鶴齢 特別純米 寒熟(550)

 新潟 鶴齢 雪男 純米酒(500)

 石川 遊穂 生酛純米 生酒(450)

 愛知 二兎 純米 生原酒(550)

和歌山 紀土(KID)純米吟醸(450)

 滋賀 喜楽長 純米吟醸(550)

 奈良 みむろ杉 特別純米 生酒(450)

 島根 王禄 丈径 純米無ろ過生原酒(650)

 佐賀 鍋島 特別純米(550)

 

 常温・お燗向けのお酒

秋田 天の戸 美稲 純米(500)

宮城 浦霞 純米辛口(450)

福島 大七 生酛純米 (500)

福島 奈良萬 純米酒(500)

群馬 群馬泉 舞風 山廃純米(550)

神奈川 いずみ橋 恵 生酛純米酒 27BY(650)

長野 勢起 純米吟醸 低温熟成 27BY(550)

愛知 義侠 縁 特別純米(500)

大阪 奥鹿 山廃純米原酒 26BY(650)

奈良 睡龍 生酛純米 古酒 20BY(550)

兵庫 香住鶴 生酛純米(450)

広島 竹鶴 純米 合鴨農法米(600)

鳥取 辨天娘 純米酒 29BY(500)

島根 高津川 純米酒(450)

鳥取 日置桜 純米酒 八割磨き(550)

福岡 独楽蔵 純米古酒 遥五年(550)

大分 鷹来屋 特別純米(450)

 

120mlでのご提供となります。一合(180ml/片口)でのご提供も可能ですので、お申し付け下さい。すべての銘柄、お燗もいたします。  

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月19日(金)、20日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
2月26日(金)、27日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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週末営業、再開しました

金曜日・土曜日の週末限定ではありますが、無事、営業再開を果たすことができました。お陰様で、両日とも満席(もちろん席数減らしてのものですが)。いろいろな方たちとご挨拶もできて(「明けましておめでとう」も多し、笑)、本当にうれしい限りです。

とは言え、当面は密にならないよう、席数や配置を調整しながらの営業となります。できる限りの早めのご予約、引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。

次回は、19日(金)、20日(土)。時短で来られない方のため、限定テイクアウトもあります(詳細は2/4ブログにて)。

 

それでは、皆様、もう少し頑張りましょう。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月19日(金)、20日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
2月26日(金)、27日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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鶏の唐揚げ ~2

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さて、なぜ突然「鶏の唐揚げ」の話題になったかといいますと、実は緊急事態宣言のお休み中に整理していたレシピの中に、10種類近くの「鶏の唐揚げ」があったから(笑)。捨ててしまう前に、せっかくなので一度作って、食べ比べてみることにします。

 

例えば、こんな感じ。 

 塩・胡椒・うま味調味料(各少々)、醤油(大さじ1/2)、ごま油(小1)、生姜・にんにく・砂糖(各小1/2)、卵(1個)、片栗粉

 塩・胡椒(各少々)、醤油・味醂・酒(各小2)、生姜・にんにく(各小1/2)、豆板醤(小1/2)、片栗粉・小麦粉  

  塩・胡椒(各少々)、醤油・酒・マヨネーズ(各大1)、にんにく(1/2かけ)、練り辛子(小1)、黒煎り胡麻(大2),片栗粉

 塩・ごま油(各小1/2)、醤油(少々)、カレー粉(小2)、卵、片栗粉 

 塩・胡椒・鶏ガラスープ(各少々)、醤油・ごま油(各大2)、卵(1~2個)、五香粉(小1/2)、片栗粉 

醤油(大1.5)酒(大1)、かつお節(10ℊ)、片栗粉 

誰が作っても一緒なんて言って、ごめんなさい(笑)。結構、いろいろなレシピがあるんですね~。とは言え、基本的には「塩・胡椒で下味→醤油・酒・味醂・にんにく・生姜などに漬け込む(10~20分程度)→片栗粉を付けて二度揚げ」という流れ。

衣については、片栗粉のみが普通ですが、小麦粉と半々にしたり、卵を入れたり、胡麻かつお節などでカリカリ感をだしたり…と、それぞれの工夫もあるようです。

 

で、食べ比べての感想(笑)。

個人的には、ある程度の種類の調味料が入っていた方が複雑な味わいになって、お酒には合いますね。親父の影響か、やはり甘みは欲しいので、頑張って砂糖は入れたいところです。カレー粉や豆板醤は美味しいんですが、あまり店では出したくない感じでした(豆板醤は隠し味程度にはいいですが)。

衣については、片栗粉+ごま油少々くらいが好み。小麦粉を入れると、どうしても竜田揚げのような雰囲気になってしまい、食べる前の期待値と差が。カリカリのアクセントとしては、ゴマが思いのほか相性がいいです。

 

美味しかったら、そのままお店でも使ってしまおうかと思いましたが、なかなかそう上手くはいかないようです。上記の感想をもとに、もう少しアレンジしてみようと思います。

 

休業中ならではの、ヒマヒマな1日のお話。 

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
2月19日(金)、20日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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鶏の唐揚げ ~その1

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居酒屋の定番にして、ご家庭のおかずの定番でもある「鶏の唐揚げ」。大人から子供まで大好きな料理ではありますが、普通に作っても結構美味しく、割と似たような感じになってしまうので、お店でだすのが逆に難しいメニューでもあります。当店では、揚げ方自体はシンプルにして、タレで変化をだすことで(油淋鶏みたいなイメージですかね)、カウンターの大皿料理として提供したりしています。

 

さて、実はうちには「マスターの鶏唐(通称)」という幻のメニューがありまして(笑)、親父が以前作っていた、ニンニクと砂糖、濃口醤油がたっぷりの定番「鶏の唐揚げ」です。たまには復活を…というお声も頂いているんですが、油もニンニクのにおいがついてしまいますし、バタバタしていると焦げやすいし(砂糖、濃口が多いので、笑)としばらく見かけないメニューとなっております(笑)。

 

続く。

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
2月19日(金)、20日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
★原則、ご予約にてお願いいたします。
★期間中は、1グループ3名様までのご来店にてお願いいたします。
     酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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二兎

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二兎追うものしか二兎を得ず。 「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」 、「甘」と「辛」 二律背反する二つの事柄が生む最高のバランス・味わいを求め挑む酒。

先日のオンラインで紹介した愛知県・岡崎市の「二兎」。

本来でしたら、3本とも同時に開けて、飲み比べをしてもらいたいところなんですが、さすがに週末のみの営業となると、あまり多くの本数を開ける訳にもいかず、なかなか悩ましいところです。

しばらくは4合瓶などもうまく使って、味のクオリティーを保ちながらの営業となりますので、大変申し訳ありませんが、ご協力よろしくお願いいたします(笑)。

 

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【営業再開のお知らせ】
緊急事態宣言の継続により、当面の間、週末のみの営業となります。
2月12日(金)、13日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
2月19日(金)、20日(土)16:00~20:00(酒類19:00)
以下、宣言解除まで同様に。
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