コロナ後の日常~、への過渡期のお話

週刊イブニングに新連載しました「立ち飲みご令嬢」からの画像(笑)。

 

ご令嬢のヒミツの趣味は立ち飲み屋巡り!!

「今宵も乾杯あそばせ!」気品あるご令嬢・神乃美子(かんのみこ)さんだけど、見た目がちょっと怖くて周りから恐れられてしまうのが玉に瑕。

そんな美子さんが最近ハマっているのは“立ち飲み屋”!

ポテトサラダ、ナマコ、焼き鳥、唐揚げ……。

これは立ち飲み屋が最も似合わないご令嬢が、最高の立ち飲みグルメと仲間を見つけるストーリー!

 

コロナ下で、はまっていた居酒屋漫画は、「ワカコ酒」でした。

この漫画、居酒屋の魅力を存分に表現していましたが、ワカコさんは、基本、カウンターでの「ひとり飲み」がメインで、楽しそうに飲んでいる他のお客さんや、テキパキ働いている店員さんを、ニコニコと眺めているます。

 

この距離感は、誰とも話せなかった「コロナ」の時期には、まさにぴったり。そもそも、外出すらできなかった時期ですから、ああ~、早く外で飲みたいな~と夢想しながら、本当に楽しく読ませてもらいました。

 

とはいえ。もう3年です(苦笑)。そろそろ次の段階に。たまには、誰かに話しかけてみたいですよね~。いつになるやら、カウンター同士の見知らぬ人が仲良くなれる、その日まで。

 

あとひとふんばりと、信じたいですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30周年記念のご報告

先日、お陰様で、無事30周年のお祝いの会を開催。

コロナ下でのイベントになりますので、人数を絞っての開催となりましたが、何とか昼夜ともに盛況で、楽しい1日を過ごすことができました。「酒場放浪記」をみんなで観たり、佗助クイズで盛り上がったりと、うちらしいイベントになったのではないかと思っています。

 

オープン当初から来てくださっているお客様などは、当たり前ですが、30歳年を重ねていますし、そもそも、当時の店を開いた両親も、今の僕に近い年齢だったわけです(笑)。正直、あと30年(60周年ですね、笑)は、全く持って現実味がありません。

 

ここしばらくは会の準備に追われ、ブログの更新が止まっていましたが、少しずつ再開できそうな感じです。まだまだ、コロナは油断できない毎日が続きますが、皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

 

9月営業のお知らせ ~その2

お陰様で、東京都の感染者が1万人を下回ったあたりから、たくさんのご予約のお電話を頂けるようになりました。まだまだ手探りの営業ではありますが、まあ、少しずつは前に進めていかないと、永遠に同じことを繰り返していくわけにいきませんし(苦笑)。

 

つきましては、9月27日(火)より、通常営業を再開させて頂きたいと思っております。大変申し訳ありませんが、あと2週間は、火曜日もお休みさせて頂きますが、何卒ご容赦頂けますよう、よろしくお願いいたします。

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【営業のお知らせ】

当面の間、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

9月27日(火)より、通常営業を再開いたします。

      17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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本日の日本酒メニュー

何数年かぶりに、秋らしい毎日が続いていますね~。

ここのところ、残暑続きの9月、10月が終わると、いきなり冬...みたいな季節が続いていましたので、ひさびさの秋めいた空気が非常に心地よいです。

 

ちょっとフライング気味の秋に日本酒「ひやおろし」ですが、まあ、この秋らしさに免じまして、今年はOKとしましょう(笑)。第一弾の入荷は、毎年定番の「美和桜(広島)」と、ちょっと珍しい「神渡(長野)」「庭のうぐいす(福岡)」。もちろん、これからも、続々入荷いたします。

青森 喜久泉 吟醸造り(500)

岩手 AKABU 純米酒(500)

秋田 天の戸 純米大吟醸45(600)

宮城 日高見 超辛口 純米酒(500)

宮城 あたごのまつ 特別純米(450)

山形 上喜元  純米吟醸 超辛口(550)

山形 東北泉  純米吟醸(550)

福島 楽器正宗 本醸造(450)

新潟 鶴齢  純米吟醸 生原酒(550)

石川 遊穂 純米 無ろ過生原酒 直汲み(500)

長野 神渡(みわたり)旨口純米原酒 ひやおろし(500)

兵庫 富久錦 純青 生酛純米吟醸 おりがらみ(550)

奈良 風の森 純米 無ろ過生酒 いかき採り(600)

和歌山 紀土(KID)純米吟醸(450)

高知 鯨 Renowa 純米酒(450)

島根 王禄 純米 無濾過生原酒 80%精米(650)

佐賀 鍋島 特別純米(600)

 

(常温・お燗)    

宮城 浦霞 純米辛口(450)

福島 大七 生酛純米(500)

福島 奈良萬 純米酒(500)

新潟 鶴齢 雪男 純米酒(500)

石川 遊穂 山おろし(生酛)純米(500)

石川 常きげん 益荒男 山廃純米(500)

千葉 五人娘 自然酒80 生酛純米(500)

埼玉 神亀 手造り純米酒(600)

静岡 喜久酔 特別純米(500)

奈良 睡龍 生酛純米 古酒 24BY(600)

大阪 秋鹿 純米 無ろ過原酒 30BY(600)

兵庫 奥播磨 山廃純米(500)

広島 竹鶴 純米酒(500)

鳥取 梅津の生酛 純米 27BY(600)

島根 開春山口 生酛純米 原酒 28BY (550)

島根 高津川 純米酒(450)

佐賀 七田 純米 七割五分磨き 30BY(500)

 

※ 120mlでのご提供となります。一合(180ml/片口)でのご提供も可能ですので、お申し付け下さい。すべての銘柄、お燗もいたします。 

 

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【営業のお知らせ】

当面の間、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

   17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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9月営業のお知らせ

9月営業のお知らせ

ここ数日、急激に感染者数が減ってきましたね。それにしても、お盆をピークに、8月の最終週から急激に減っていくというのは、数こそ違え、昨年と全く同じ動き。今後も、昨年同様に、9月の急激な減少を期待したいところですが(苦笑)。

 

さて、9月からの通常営業の再開を期待しておりましたが、正直、想定以上にのんびりした状況が続いているため。大変申し訳ございませんが、いましばらく、水曜~土曜日までの営業とさせて頂きます。火曜日営業の再開につきましては、またブログにてお知らせさせていただきます。

 

9月中旬の「30周年」につきましては、ひと月ほど延長しまして、10月中旬頃に、何かやろうと思っております。こんな状況ですので、大々的に告知はいたしませんので、興味のある方は、個人的にご連絡下さいませ。

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【営業のお知らせ】

当面の間、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

   17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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チコちゃんに叱られる!

NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」にて、お酒に関わる疑問を、科学的に答える神回が(笑)。非常に興味深いお話でしたので紹介させて頂きます。

 

ひとつは、「なんでフライドポテトを食べると止まらなくなるの?」という質問。答えは「カリウムとナトリウムの無限ループが生まれるから~」でした。

もとの番組を観ていない方には、ちょっと分かりづらいノリですかね(笑)。

人間にとって、必要不可欠な栄養素である「カリウム」と「ナトリウム」は、本来、体内で適切な割合を保つことで、細胞や血圧を正常に機能させているそうです。ところが、「フライドポテト」のジャガイモには、多くの「カリウム」が含まれているため、それを摂取することで、体は正常なバランスを保とうと、同時に、塩(ナトリウム)を欲します。

結果、ジャガイモを食べる→カリウムが体内で増える → 塩分を欲する → ジャガイモを欲する→塩分を欲する…という無限ループが始まるそうです。さらに、揚げられた油(脂肪酸)には、脳に、食べ物の甘みや旨味の感覚を増強させる効果もあるそうで、これはもう、やめられない、止まらないはずですね。

 

ちなみに、枝豆やビールなどにもたくさんの「カリウム」が含まれおり、枝豆→塩→ビール…のループにも、同様の法則が当てはまります(笑)。

 

もうひとつの質問は、「なんでビールの一口目は美味しいの?」。こちらの回答は「喉が美味しいと感じるから~」でした(笑)。

 

子供のころ、親戚のおじさんに「ビールは喉で飲むんだ」と言われたことがありましたが、これ、本当だったんですね(笑)。

 

実は、舌だけでなく、喉の奥にも「味蕾(味を感じる神経)」があり、しかも、こちらは、「圧力」にて、脳が美味しいと感じます。

ビールの泡で封じ込められた炭酸は、一気に喉を通過し、喉の粘膜を刺激。しかも、この刺激は、ただの水よりも、アルコールの方が、脳に大きく長い刺激を与えます(水に比べ5~6倍と言われています)。喉が渇いた時の、一杯目の水も美味しいですが、「炭酸、アルコール」が加わることで、より脳に対して大きな刺激を与えられることは、科学的にも証明されているのです。

ちなみに、この喉の神経活動の興奮状態は、「塩(ナトリウム)」を接種することで収まり、次に飲んだビールがまるで一口目のように感じるそうです。ビール→フライドポテトや枝豆の無限ループの、もう一つの原因ですね。

 

酒飲みに、余計な理論はいらんのじゃ~という意見には、心から賛成いたしますが、さすがにこれは面白い。まあ、実際に飲むときには、どうでもいいお話ですが(笑)。

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【営業のお知らせ】

8月中は、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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訂正、純米酒の定義

前回書きました「純米酒」の定義ですが、結構いろいろと間違ったところがありました。本当にお恥ずかしい(笑)。

 

ブログを見て下さった方から指摘いただいたんですが、「精米歩合70%以下」の定義は、すでに平成16年の国税庁の「清酒の製品品質表示基準」の改定によりなくなっており、低精米の純米酒は、世の中に普通に出回っております。

 

それはそうですよね。うちでも普通に扱ってますし(苦笑)。

「七田」は75%精米だし、「日置桜」は80%、「五人娘」には90%もありましたね。

 

酒税法による正確な定義としては、以下の3つの条件です。
1)米と米麹だけを原料とする
2)米麹の使用割合は15%以上
3)農産物検査法で三等以上に格付けされた米を使用

 

スーパーの「米だけのお酒」の説明も、単純に「酒造適合米」ではないから…だけでなく、「液化仕込み」などの条件(詳しく書くと長くなるので今回は割愛しますが、2の麹の使用割合に関わる)もあり、少し荒っぽい書き方だったなあと反省しております。「純米酒」って何ですか?って、この仕事を始めて最初に覚えることなんですが。

 

 

いや~、本当に、時々勉強し直さないと、いつの間にあやふやになっていることも多いですね。そういう意味でも、こうしてブログを書いていくのは、やはり続けていきたいものです。いやいや、反省だらけの回でした。

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【営業のお知らせ】

8月中は、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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特別の定義 ※一部、訂正あり

ときどき「特別純米」って、何が特別なんですか?と聞かれることがあります。

 

「特別な…」と言われると、何かウキウキした気分になりますが、ここでいう「特別」とは、なかなか手に入らないレアな酒…という意味ではなく、「特定名称酒」といわれる日本酒の分類上でのお話です。

 

まずは「特定名称酒」の説明から。日本酒好きの方なら、今更説明も不要ですが、「純米酒」とはお米のみで作った日本酒、「吟醸酒」はそのお米を60%以下に精米して、ちょっと醸造アルコールを加えている日本酒、「本醸造」は、さらにちょっと多めの醸造アルコールを加えている日本酒…となり、さらにもう少し詳しく言うと、「純米酒」「本醸造」のお米は「酒造適合米を70%以下に精米したもの」でなくてはなりません(ですので、スーパーなどで見かけるパックの「お米だけで作った日本酒」などは、厳密にいえば「純米酒」ではないことになります、苦笑)。

 

なので、「特別純米酒」は何が特別なのか?という質問の答えとしては、たいていの場合は、「特別に60%以下まで、贅沢に精米した」ということになります。

 

そもそも、「60%まで精米した純米酒なら、純米吟醸酒なのでは?」と思われる方もいるとは思いますが、「純米吟醸吟醸香を強調」「特別純米純米酒らしい旨味を強調」させることで言葉を分けているケースが多いようですね。

 

一方で「特別」とは、「または、特別な醸造方法」という、ひどくあいまいな定義も加わっており、「いつもよりランクが上のお米を使った」「木槽で搾った」「醪の発酵日数が大吟醸並みに長い」などなど、ある意味、蔵ごとに勝手な分類も可としているのが現状です。

 

このあたりは難しいですね~。本来でしたら、フランスのように、国が明確に定義を定めるべきだとは思いますし、業界で決めると、どうしても、大手と小さな蔵では状況も違いますし。ただ「製造年月=瓶詰めの日付」だったり、とにかく早急に改善してもらいたい点も多いですね~

 

今回は、長くなりました(笑)。途中、前編後編に区切るタイミングもなく。ちょっと反省です(笑)。

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【営業のお知らせ】

8月中は、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                        酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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8月営業のお知らせ

8月の営業ですが、新型コロナウィルスの感染拡大を踏まえまして、水曜日~土曜日の営業とさせて頂きます。お盆休みは特に設定しておりませんので、12日(金)、13日(土)なども含め、通常営業とさせて頂きます。

 

しばしの辛抱です(といいつつ、2年半ですが、笑)。皆様のご協力、心よりお願いいたします。

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【営業のお知らせ】

8月中は、以下の通りの営業(水~土曜日のみ営業、日~火曜日は休業)とさせて頂きます。

17時30分~22時(土曜日のみ16時~22時)、入店は21時まで

 

★引き続き、席数を減らしての営業となります。密にならないお席の確保のため、お電話でご予約を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                          酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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30周年になります

さて、実は当店、今年の9月中旬をもちまして、何と、開店30周年を迎えます(笑)。

 

本来でしたら、皆様をお呼びして、いろいろ楽しいイベントを企画したいところだったのですが(実際、いろいろと企画していたんですが、笑)、新型コロナウィルスの感染状況を見ながら…などと、告知のタイミングを見計らっているうちに、案の定の再拡大。現状では、なかなかイベントなどという雰囲気ではなくなってしまいました。

 

とはいえ、このまま過ぎ去ってしまうのも、ちょっぴり寂しいなぁ・・ということで、もし、年内にある程度の感染状況まで落ち着けば、再度、仕切り直しでのイベントを開催しようかと思っています。「酒場放浪記」を観ながら、生演奏や屋台など…。まあ、どこまでできるかは分かりませんが、何か記憶に残るイベントが実施できるといいのですが。

 

ちなみに、30周年に向けまして、「さかずきんちゃん」でお馴染みのイラストレイター小川聖子さんに、何点かイラストをお願いしていました。まずは、ここで一枚公開させて頂きます(笑)。「さかずきんちゃん」と「わびすけ椿」、「30周年」をテーマにしたデザインとなっております。かわいいです~

営業再開のお知らせ(7/27~)

ご無沙汰しております(笑)。最後の日記から、何と2カ月半。ここまで更新の期間があいたのは、もしかしたら初めてかもしれませんね。お陰様で、再開後はバタバタと忙しく、なかなか営業後にPCを開く余裕もありませんでした。

では、何故ひさしぶりに再開できるようになったかというと…

 

 

感染再拡大で、時間ができたからです(苦笑)。

故障した冷蔵庫の入れ替えも兼ねて、連休明けに2日ほど臨時休業を取っていたのですが、スタッフの濃厚接触などが重なり、何とそのまま、1週間の臨時休業に。その間に、あれよあれよと感染者も増え、気が付けば、まるで1週間前とは別の世界のような雰囲気となってしまいました。

 

 

それにしても、一気に増えましたね~。

ついこの間まで、2年半ぶりの「日本酒の試飲会」に参加したり、複数人で居酒屋さんに行ったり、コロナのない日常をしみじみと楽しんでいたのですが、あっという間のふりだしです。

 

 

いや、ふりだしではないですね。少しずつではありますが、終わりは見えてきていると信じたい(塩野義製薬の認可がおりなかったのだけが悔やまれますが)。

 

 

7月27日(水)より営業再開となります。当面は、「まん延防止期間中」くらいまで席数を減らしまして、営業していこうかと思っています。人数制限の心配なんてないくらい、ヒマヒマかもしれませんが(苦笑)。

山菜のお勉強

ホームページで見つけた山菜のイラスト。味のコメントが秀逸です(笑)。

 

そろそろ、山菜の季節も終わろうとしていますが、コロナ禍で春先の営業はひさしぶりですので、なんだか、しみじみと嬉しい気持ちになりますね~

 

そんな中、恥ずかしながら、今年初めて扱った見る山菜2種類。言い方変ですが、僕は都会っ子ですので、山菜は、まだまだ知らないものがたくさんあるようです(笑)

その1、「はりぎり」

タラの芽とコシアブラの中間のような山菜。基本、若芽で収穫し、天ぷらなどが美味。

その2、「うこぎ」

そもそも「ウコギ科」があるそうで、コシアブラ、ウドなども「ウコギ科」だそうです(笑)。平安時代には、すでに中国から薬用として持ち込まれており、歴史は古く、幹にあるトゲから、食べるだけでなく防犯の役割としても、人々の暮らしに溶け込んでいました。ほろ苦さ、歯触りのシャキシャキが特徴で、おひたし、天ぷらで。

 

 

「そんなのも知らないんですか~」と言われそうで、怖いですが(笑)。あと、数週間、春の季節を楽しみましょう~。

 

栗田美術館

 

気候も良いので、藤の花で有名な「あしかがフラワーパーク」へ日帰り旅行。樹齢160年を超える紫の藤の大トンネルや色とりどりの花々は見ごたえ十分で、楽しい時間となりましたが、実はこの駅近くには、もうひとつ興味深い施設があるのです。

 

 

「栗田美術館」。

知らない方も多いですね(笑)。

栗田美術館は、江戸時代に佐賀県備前)の鍋島藩で生産された「伊万里焼」「鍋島焼」のみの収集に特化した、世界でも珍しい陶器美術館です。伊万里・鍋島は、国内はもちろん、ヨーロッパを中心とした世界中に影響を与えましたが、戦後、浮世絵などと同様、世界中に散らばっていました。創設者・栗田英男は、半世紀あまりの時間をかけて、1万点余りを収集し、段階的な公開を経て、ここ足利にて栗田美術館をオープンしました。

 

その敷地はなんと3万坪(笑)。豊かな自然に囲まれた広大な庭園には、本館、大手門などの和風建築に加え、現代的なデザインの建築物も多く、大小30棟あまりも点在しています。箱根や伊豆の「~美術館」というスケールからは、ちょっとイメージがわかない大きさかもしれませんね。幸か不幸か、来館者はそれほど多くなく(笑)、建物や庭を散策しながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。

 

 

うちで使う器は陶器のものが多く、磁器をゆっくり観るのは、仕事モードにならなくて楽しいですね(笑)。益子陶器市は仕事で、栗田美術館はプライベート??本当に、仕事とプライベートの境があいまいな毎日ですが、おかげで楽しく生きております。

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   【営業のお知らせ】

★営業時間 17:30~22:00(土曜日は16:00~22:00)※当面は22時閉店

★席数を減らしての営業となります。密にならないお席の配置のため、またご連絡先の確認のため、ご予約でのご来店を、お願いいたします(TEL:03-3873-5262)。

                       酒処佗助(日・祝・月曜日定休)

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