営業再開のお知らせ(6/25から)

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まあ、いろいろとツッコミどころがありますが…。とりあえず、言われた通り頑張ります(苦笑)。

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【営業再開のお知らせ】
引き続き、「新型コロナウィルスまん延防止等重点措置」の適用に伴い、当面は下記の通り(水~土曜日)」のみの営業となります。

6月25日(金)、26日(土)  16:00~20:00(酒類提供19:00)

6月30日(水)~7月3日(土) 16:00~20:00(酒類提供19:00)

7月7日(水)~7月10日(土) 16:00~20:00(酒類提供19:00)

以下、宣言解除まで同様に。

★席数を減らしての営業となります。できる限り密にならないお席の確保のため、ご予約での来店をお願いいたします。

★当面の間、1グループ2名以内でのご来店にて、お願いいたします。3名以上のお客様が、いくつかのテーブルに分かれてのご来店もお断りしております。

★滞在時間は90分以内にてお願いいたします。     

   酒処佗助 ご予約(TEL:03-3873-5262)
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本日のコロナ通信 ~その3

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東京の感染者、下げ止まりましたね~。そして先月まで、パブで乾杯していたイギリスでは、新型コロナウィルスのインド株(デルタ株って呼ばなくてはいけないそうですが)への置き替わりにより、まさかのロックダウン再延長。感染しているのは、ほとんどがワクチンを接種していない人たちらしいんですが、全体の6割近くが接種しているにも関わらず、残りの人たちだけでの感染拡大ですから、このインド株、やはり結構なヤバさです(涙)。

ということで、いよいよ明日には、来週からの状況が分かります。現状では、アルコール提供の引き続き禁止7割、アルコール提供ありの時短7時までが3割というところでしょうか?インド株のことを考えると、もっと厳しいかな?こちらはもう、東京都に合わせての対応になります。アルコール解禁でしたら、午後3時~7時くらいで営業しようと思っていますが。

 

浅草で風鈴買って、入り口につけてみました。涼しさの演出もありますが、風鈴には、邪気除けの意味合いもありますし。もちろん、科学的な対策をした上でのことですが(笑)。

日本酒UT

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健康維持(主に精神面、苦笑)のため、毎日かかさず散歩しております。幸い、このあたりは上野・浅草を中心に、散歩コースには恵まれておりますので、飽きることもなく、連日いろいろな道をふらふら。そんな浅草を歩いていると、大きな「ユニクロ」がオープンしています。

 

多数ののぼり、巨大な四角い「ユニクロ提灯」に吸い寄せられ、早速入ってみると、入り口には、なんと日本各地の酒蔵とコラボしたTシャツがお出迎えしてくれます(笑)。しかも結構マニアックな銘柄(失礼、笑)。「磐城壽」「松の寿」「水尾」「酒一筋」「大倉」「十朝日」などなど、実は同じビルには、全国各地の日本酒を扱うショップ「まるごとにっぽん」も入っていまして、そちらの取り扱い蔵も多いようです。コロナが終われば、上記蔵のお酒が試飲できる角打ちもあるそうです。早く、外で飲みたいですね~

 

ちなみに2階には、浅草の老舗飲食店とのコラボTシャツも(洋食のヨシカミさんとか)。一見、海外観光客向けかとも思いがちですが、浅草の職人さんやアーチストさんも多数参加しており、地元再発見につながるような、とても楽しい店舗になっています。皆様も、お近くにいらっしゃった際には、ぜひに。

本日のコロナ通信 ~その2

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感染者数が少しずつ減ってきています。オリンピックの1カ月前という時期を考えても、多分緊急事態の宣言の再々延長はなく、午後8時までの時短(まん延防止法)にて我ら飲食店も再開となりそうです(個人的にはちょっと逆のパターンも疑っていますが)。「8時だよ!全員かえろう!」って、都知事さんも言ってます(苦笑)。

 

 

さて、肝心のワクチン接種ですが、先日、高齢者の方のワクチン接種が100万人を突破…などがニュースになりました。

もちろん、うれしい話題ではあるんですが、今回のイギリス株やインド株については、1回目の接種ではほとんど効果がありませんので(15%程度と言われています)、この100万人の高齢者に実際に抗体がつくのは、2回目の接種から10日程度後の6月下旬くらいから。その後は、現状1日50~60万人程度のペースなので、全体の感染抑止につながる人口の4割以上の接種が終わるのは9~10月以降となる計算になります。

まだまだ先は長そうですね~。とはいえ、高齢者の接種が終わった時点で、感染者は減らずとも、重症者は激減するはずです。逆に、接種ペースが今のままなら、7月、10月、翌1月の3回くらいに再度緊急事態宣言が…との予測もでています。

 

 

ホントもう、悲しいかな、ワクチン次第ですね。

こちらはもう、粛々と再開の準備を進めるのみです(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

😊

営業のお知らせ(5/31付)

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さて、まあそうだろうとは思いましたが、緊急事態宣言、再度延長となります。もう、当初の期間すら忘れていましたが、ブログを見返してみますと、まずは4月25日~5月11日。延長して5月末までとなり、そこから今回の6月20日までの延長…となったようです。

 

幸い、両親たちのワクチン接種も順調に進んでおりますので、再開の折は少しだけ安心して営業を迎えられそうです。一方で、ワクチンが社会に変化をもたらすのは、早くても10月以降になりそうですし、オリンピックの影響(直接の影響もありますが、開催に向けての宣言延長もありえますし)なども、まだまだ不透明です。

 

後ろのエアコンを換気機能付きの「うるさら」に変えました(笑)。お会いできる日を心待ちにしております。

 

 

 

 

 

ワカコ酒

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そろそろ外で飲みたい…(笑)。

ワクチン打っての集まりには、もう少しかかりそうですから、まずは、一人でそっと出かけるところからですかね~。

ここ1年は、家族以外の人と外で飲む機会がほとんどなく、居酒屋へも、すっかり一人で行くことが増えてしまいましたが、そんな一人飲みのバイブル、「ワカコ酒」(徳間書店、ゼノン編集)に最近はまっています。

お酒好きなOLさんが、カウンターでただ飲むだけ(笑)。大きなドラマがあるわけではなく(小さな日常はあります、笑)、本当、ただおいしそうに飲むだけのお話です。とはいえ、一見コミカルな画風の奥に隠れる、結構深い呑兵衛のポエムに、すっかり夢中です(「TUTAYA」で借りています)。

 

例えば、「春巻き」で一杯やる夜のお話は。

本日は中華欲ハンパなく

お昼は中華弁当を食べたのに

とてもおいしかったのに

何でかえって腹が減る

中華のメニューいろいろあるな

熱々の春巻き食べたいな

ビールビール

これこれ 夜ごはんならではの始め方

ジュワワワ

さあ わたしビール飲んで準備万端よ

熱い 

いろいろな食感 でも全部一体になっている

中身はキャベツにタケノコ、きくらげ

つい断面を見ちゃう

何をつけないでもいい味付け

純粋に食感が楽しめる

餃子にはニンニクと酢醤油の相性

焼売には肉々しさと蒸しの優しさ

そして春巻きのこの食感

中華の一品はそれぞれ違うのに

みなビールに合うことよ

サクサクの皮に巻き込まれた熱々とろっの中身

お店でないと食べられない春巻き

また熱い

分かっているのにやめられない

まるで無限の宴じゃのう

お昼はお昼

夜には夜の中華があるね

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本当に、ただ春巻きとビールを飲む話(笑)。でも、書いているだけで、ビール飲みたくなってきましたね(笑)。早く緊急事態宣言、終わりませんかね~(自分が飲みに行く前に、仕事の再開を願わねば、苦笑)。

 

 

 

 

 

本日のコロナ通信

昨日も、いいニュースと悪いニュース。いろいろと入ってきました。

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悪いニュースとしては、東京大学の仲田准教授などが出された感染者のシュミレーション。解除基準を仮に600名としても、そこまで減るのは8月下旬という結果。もっともこちらは、ワクチンが政府の予定通りに打てれば、もっと早くなりますし、当たるも八卦当たらぬも八卦

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いいニュースは、ワクチンが変異型ウィルスにも十分効果がありそうなこと。ただし、従来のウィルスでは1回目の接種で6割程度の効果があったのですが、変異型には1回目では大きな効果は見られません。しっかりと2回打ち終わって、ひと安心ということになりそうです。

 

まあ、とにもかくにもワクチン次第。みなさん、もうひと頑張りです。 

日本酒の熟成 ~その3

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緊急事態宣言も順調に長引き、さてさて冷蔵庫の日本酒はどうなっているかと気になる今日この頃ですが、中にはまったく心配のないものも。例えばこれ。

「舞美人 山廃純米無濾過生原酒 木槽搾り」

スペックを見るとネタバレしてしまいそうですが、日本でも有数の「ド変態日本酒(もちろんほめ言葉です、笑)」で、試しに、ネットで感想を見てみると「スモモ、あんず、リンゴ、グレープフルーツ、梅、ビネガー…」。ほとんど、日本酒の感想ではありません(笑)。

強烈な酸味と甘みのバランスが絶妙で、もちろんお燗でも。今日は体調万全…というときは、ぜひぜひ挑戦して頂きたい1本です。どんな料理と合わせるか、想像するだけで楽しくなってしまいますよ。

臨時休業のお知らせ

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緊急事態宣言の延長に伴い、5月31日(月)まで、引き続き、臨時休業とさせていただきます。

 

とまあ、わざわざ書かないでも、多分ほとんどの人が分かっていましたよね。いろいろと言いたいことはありますが、ここはもう、地蔵のように無表情にて、ワクチンが届くのを待つのみです。今日、明日の感染者数で、今後の再々延長については見えてきそうです。

 

皆さん、ここまで来たのですから、あと少し頑張りましょう。くれぐれも不織布マスクにて。不織布+ウレタンで隙間をなくすのも効果的です(苦笑)。

日本酒のブレンド

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この2本、ブレンドされた日本酒です(笑)。どちらも本当に良い出来栄え。

兵庫県の「竹林 純米酒かまり」は、全体の5%程度、3年~8年前の古酒を加えることで深みをだしていますし、同様に、もう一本の「山形正宗 お燗純米」も、新しい製法で醸したやや華やかな乳酸系の味わいに、平成26年の古酒を加えて、お燗映えする落ち着きをだしています。

 

ところで、一言に「ブレンド」と言っても、日本酒の場合、明確な定義がありません。

 

そもそも、出来上がった日本酒は、その搾り始めてからの時間により、最初のフレッシュ・ジューシーな「荒走り」、その後の穏やかな「中取り」などを、少しずつ味わいが異なりますので(ビールでいう「一番搾り」みたいなものですね、ビールで言う一番搾りは、中取りに近いですが)、これらを上手に混ぜ合わせながら、均等な味わいに仕上げていきます。ある意味これもブレンドと言えるかもしれません。

 

また、熟成により味わいが大きく変化しますので、年度の違うものを半分ずつ組み合わせたり、前記の通り、出来上がったお酒に、アクセントとして数%程度の古酒を加えることもあります。実は、ウィスキーなどの「12年もの」も、12年前の味わいをブレンドで表現するという意味です(ただし、一番新しいものでも12年前のものを使用するのが約束です)。

 

ちょっと賛否はありますが、ご自宅でいろいろなお酒をブレンドする方もいますし、また、このコロナ下で、それぞれの蔵がお酒を出し合って、コラボのような形でひとつの銘柄を作ることも増えているようです。

 

このコロナの逆境を逆手にとって、昔の桶買い(いろいろな蔵の日本酒を混ぜて作ること)や前年の売れ残りを混ぜる…といった負のイメージを払拭して、新しい日本酒の可能性が広がれば、本当に素晴らしいんですが(笑)。

ワクチン接種について

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5月17日(月)より、台東区も、高齢者への新型コロナウィルスのワクチン接種の申し込みが始まります。いやいや、やっとですね(苦笑)。

 

ひさしくお会いできでいない、ご年配の皆様。「なかなか行けないけど、元気だよ」と電話を頂いたり、わざわざ差し入れを持ってきてくださったり。お会いできる日を、心より楽しみにしています。

 

そもそも、親父も最年長のグループなんですが(苦笑)。予約、頑張ります。

日本酒の熟成 ~その2

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ここでの熟成とは、いわゆる「長期熟成酒(古酒)」のことではなく、冷蔵庫で何か月か寝かせた日本酒のこと。その変化は、「まろやかさ」と「香り」です。

できてから少し寝かせることで、荒々しさがなくなり丸みをおびる…などと、よく表現されますが、そもそも日本酒の主な成分は、約80%の水と20%弱のアルコール分です。できたばかりの日本酒は、まだこの水の分子とアルコールの分子がうまくなじんでいない状態ですので、その後数カ月を経て2つの分子がまとまることで、人間の舌に対しても刺激の少ない、まろやかな口当たりとなります。

一方で、できたばかりのフレッシュな香りも、だんだんと変化していきます。バナナやメロンのような香りのもととなる「酢酸イソアミル」は少しずつ揮発して穏やかになっていきますし(沸点が低いので、火入れでも同様に揮発します)、一方で蜂蜜のような香りのもと「コハク酸ジエチル」、黒砂糖やカラメルのような甘みを凝縮した香り「ソトロン」などは少しづつ増加していきます。イメージとしては、フレッシュな果実の桃が、缶詰の桃になっていくような感じ(もちろん桃缶には本当に砂糖が入っていますので、あくまでイメージですが、笑)。やっぱり濃厚ですね。

 

 どちらがおいしい?という話ではありませんが、全部がこれだとちょっと辛いです(笑)。再開後は、味を見つつ、全体のバランスを考慮して、メニューに少しずつ加えていく感じになりそうです。

日本酒の熟成 ~その1

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一見、おしゃれな4合瓶。正解は、アマゾンで買ったボトルに移した「喜楽長 純米吟醸」です(笑)。

 

さて、緊急事態宣言の発令から1週間。3度目ともなると、すっかり慣れたもので、もう数週間前から開封する一升瓶の数を調整したり、営業の最終日にはお客様も「瓶が空になりそうな銘柄から持ってきて~」などと言ってくださったり(笑)、今回は7~8本程度の余りだけですみました(お燗銘柄は除く、笑)。最終日だけで、20本近い一升瓶が空いた計算になります。

 

残った銘柄の中から、変化が速そうなものを中心にボトルに移し替え、冷蔵庫の温度は0度に。あとは、再開の日までのお楽しみです。

 

さて、何度かめですが、せっかくなので日本酒(冷酒)の熟成について、少し書いてみようと思います。今回は、ちょっと科学的な成分のお話です。続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ下の日常

もうコロナの話はやめようと思っていたのですが、緊急事態宣言の発令もありましたし、1冊だけ書籍の紹介をば。

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スマホ脳」(新潮新書)です。

スマホが人間の脳に与える影響を科学的に考察した、世界的なベストセラーですが、興味深いのは、脳の進化を100万年前からの狩猟時代での生存行動から考察している点。人間の脳は、現代でも狩猟時代のままで、危険な動物や病原菌、他人の襲撃、食料不足といった脅威に怯え続けているというものです。

 

以下、ネタバレ注意。これから読もうと思っている人は気を付けて下さい(個人的には、超おススメです)

 

本来、全くコロナとは全く関係のない本なのですが、結果として、僕らがなぜここまでコロナを恐れるのか…を理解することができます。人間の生活がここ2000~3000年で激変しても、100万年かけて進化した脳には全く影響を与えていないのです。

 

すべてのことを狩猟生活に当てはめてみて下さい。

「何故、交通事故が怖くて外に出ない人はいないのに、同じ人数のコロナが怖くて家に引きこもるのか?→ウィルスの恐怖は100万年かけて本能レベルに。ほんの100年程度の車の恐怖など、脳は認識していない」。

「何故、人はマスクをしない人をあそこまで嫌悪するのか?→基本、集団の中で嫌われたら殺された(笑)。他人の悪口を言うのも生き残るため」。

「コロナのニュースをネットで検索すると、関連した記事をいつまでも見続けてしまうのか?→新しい木の実を探すには必要なこと。新しい何かを探したり、試そうとすると脳内ドーパミンがでまくる(スマホがやめられないのもそのため)」

 

具体的なコロナ対策も、気持ちの持ちようも、全く書いていません。本来、スマホの話なんで(笑)。でも、脳の進化を理解することで、いままで漠然としていたコロナの恐怖の正体が、少しずつ、理解できてきます。お化けは怖いのは、理屈が分からないからですよね(笑)。

 

うちの両親にもワクチン接種の整理券が届いたそうです。早くこんな話題が終わる日を待ち望みながら。





 

 

春の香り

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「あしらい」って、ご存知ですか?料理の主材料の味を引き立てたり、香りや色どりを添えるために用いる付け合わせ。。お吸い物の椀づま、刺身のつま、焼き物の前盛りなどをさします。個人的には、お料理に付いているとテンションが上がる「3大あしらい」は「木の芽」「柚子」「芽ネギ」です。特に木の芽は、春の料理に添えると、一気に高級感が上がりますね。

 

ご家庭での料理では、なかなか使用できません。なぜなら値段が高いから(笑)。あと、1枚使っても、余った分の使い道がほとんどないから(笑)。そして、そんな高級な木の芽を居酒屋で使う秘訣は、「バラで買うと高いので植木鉢で丸ごと買う」でした(笑)。

 

今年もたくさん用意してたんですが(5鉢)、残念ながら緊急事態宣言で余ってしまいそうですね。日々めちゃくちゃ増えてますが、本当、確かに家ではあんまり使いません(笑)。